2008-11-21

出稼ぎ労働者の帰省が増加

  先日人力資源・社会保障部の尹蔚民部長が記者会見で中国では今のところ大規模なリストラや農民工の帰省の急激な高まりは見られないと発表した。例として江西省の人で出稼ぎに出ている人が680万人おり、そのうち帰省した人の統計数値が30万人と、5%に満たない比率であることを上げている。
 
  これに対してネット上で議論が沸き起こった。「広東珠江デルタに来てから発言して下さいな、敬愛する部長さん!」、「火車駅や汽車駅でみればわかるよ、広州では毎日どれだけの出稼ぎ労働者が予定を繰り上げて帰省したか。」、「私達の尹部長さんは目を開けてでたらめなことを言っている。」といった書き込みが見られる。
 
  また、人力資源・社会保障部が主催した「中国社会保障論壇」の席で、江西省副省熊盛文省長は、今年出稼ぎに出た労働者が帰省した人数は昨年同時期と比べて増加しているが、総数の10%を超えていないと発言している。尹部長の5%と比べて5ポイントの差がある。わずか5ポイントとは言うものの、人数で言えば30万人に相当するので決して目立たない数字ではない。

  私自身はここ連日のように業務で蘇州や無錫へ電車で行っており、連日のように駅に行っていながら気づかなかったのだが、ある人から「上海駅でも布団を持った人が増えているでしょ」といわれた。これは帰省列車を待っている人たちらしい。珠江デルタの出稼ぎ労働者が帰省するという動きがあるが、この現象は同様の動きが長江デルタにまでやってきているという説明を受けた。

  企業にお話を聞くと、どこの企業に聞いても引き合いが減ってきているという。駅で布団を持っている人はやはり出稼ぎ労働者なのだろうか?出稼ぎ労働者が春節を待たずして帰省する動きがもっと見られるようになりそうだ。

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