2010-08-13

合弁相手探します

 最近の中国進出の形態は独資での進出が圧倒的に多い。しかしながら、独資での形態が認められていない業種なんかは合弁パートナーが必要であるし、また最近注目の中国国内需市場をターゲットとする場合に中国パートナーの力を必要とするということで合弁の形態を選択することもあるだろう。

 

 では、いままで合弁形態で進出した企業はどのようにして合弁パートナーを見つけてきたのだろうか。長らく貿易取引をしてきた取引相手との合弁というのが例としてよく聞かれる。そのほかにも現地政府からの紹介というのもあるだろう。このようなルートがない場合、中国に進出したい、合弁がいい、でもどのようにして探したらいいかわからない。さあ、どうしようか、ということだが、そのお手伝いいたします!

 

 ファンドという言葉は日本ではあまりいいイメージを持たない人も多いだろう。投資ファンド、村上ファンド、なんとなく企業の敵のように思う人もいる。マイナス面だけを取り上げるとそうかもしれない。でもこれをうまく活用することも考えるべきだ。中国のサービス産業においてはファンドからの資金調達を行っているところは少なくない。特にネット系はそうだ。そしてここでいう合弁相手探しというのはこのファンドをうまく活用するということだ。例えば日本企業があるプロジェクトを進めたいとしよう。そしてそのプロジェクトを合弁で進めたいが、中国側パートナーをどう探していいかわからない。このパートナーをファンドに探させるのである。ファンド会社が中国側にプロジェクトの優位性を説明し、それに納得してもらった場合にファンド会社がファンドをその中国企業に投入する、そしてその資金で合弁企業に出資する。合弁相手探しに困っていた日本企業はwin、いいプロジェクトにめぐり合えた中国企業もwin、同じくいいプロジェクトにめぐり合えたファンド会社もwin、そして私もこのプロデュースという商売ができてwin、私の存在を抜きにしてもwin-winではなくてwin-win-winと、winを勝ち取る主体が一つ増える。この場合、ファンドが合弁会社に直接投入されているわけではないので、ファンドに抵抗感を感じる日本企業にとっても受け入れやすいかもしれない。さすがにファンドというだけあって、プロジェクトは吟味するし、相応の資金を投入するので、そこそこの規模のプロジェクトである必要がある。私が知っているこのファンド会社は直接日本企業にファンドを投入するのも全然やぶさかでない、むしろ技術力のある日本企業に資金を投入したいとも言っている。日本経済はあまりに成熟しすぎてしまっており、企業が今以上の発展を目指すには何か起爆剤が必要とも言え、そのひとつの手段としてこういうファンドを活用してみるのも悪くないだろう。

 また話が前に戻るが、言いたかったことは語うべない手探しで、ファンドを通じての合弁相手探しも検討してみる価値はあると思う。例えば高齢化の進む上海で老人ホーム事業を行うのなんて面白いと思う。最近ちょっと調べたのだが、上海ではまだ外資の老人ホームを批准したことがないという。もし外資の老人ホームができれば第1号になる。こんな事業もいいと思うけどなあ。

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