その他

偽上海蟹

 上海蟹の季節が近づいてきました。上海蟹の正統といえば陽澄湖でとれるものといわれていますが、そこでとれる上海蟹の漁獲量と販売量では販売量の方がずっと多いって聞いたことないでしょうか。販売量が漁獲量より多いというのは偽上海蟹が多く出回っているということです。このような事態を防ぐべく、本物の上海蟹に本物であることを証明するタグがつけられるようになっています。

 

 赤丸で囲っているのがそのタグです。ところが、このタグの偽者が大量に生産されているのです。ちなみにひとつ0.2元です。いうならば、たった0.2元のコストだけで陽澄湖ブランドを演出しているということです。私なんかは蟹がそれほど好きではないので、、このタグを見るだけでちゃんとしたものだと思い込み、多少味が劣ったとしても気づかないだろうと思います。

 北京と上海で陽澄湖産の上海蟹の専門店は3000軒ほどあるそうですが、ちゃんと授権を受けているのは10分の1に過ぎないとのことですので(たった10分の1かいな!)、かなりの陽澄湖ブランドの偽上海蟹が出回っているのでしょう。なにせ値段も一匹で80元から高いものでは1000元もするのがあるのですが、あまりにも値段が開きすぎているので、少なからずの偽者が回っているのでしょう。接待や会食で上海蟹がでるとこの話を思い出してしまいそうになりますね。

上海での部屋探し

 日本でも中国でもあまり部屋捜しということをしたことがない(上海に駐在したときはある程度物件が限られていた)のですが、来月から引越しすることにしたこともあり最近ぼちぼち部屋探しを始めました。いわゆる駐在員が住むような高級物件ではなくて、今回はローカルな物件を探しています。仲介業者にお願いして物件を探してもらうのですが、こういう物件だと気に入った物件を見つけるとその場で即決する必要があります。仲介業者は「一週間だけキープしておきましょうか」なんて気のきいたことは全く言わず、「早い者勝ちですよ、迷っている間に取られちゃいますよ」と言ってきます。確かにそうなんですよねえ、物件が出ては消え、出ては消という感じです。また、気に入った物件を見つけたとしても、すぐに引渡しが行われます。「じゃあ月末引渡しで」なんていっても聞いてもらえず、引渡しすら猶予がもらえないのです。完全な売り手市場ですね。日本だとこんなことはないでしょう。ローカル物件の賃貸状況がなんとなくわかってきました。

 

 賃借するにあたって気になるのは大家がどんな人かですよね。今住んでいるところのオーナーは典型的な「義務は果たさないが権利だけは主張する」とうい性質の悪い人です。部屋に大量に虫が発生してその処理をお願いしてもまじめに取り合わず、これを処理するまで家賃支払いをストップするという方法で何とか処理してもらうことができました。逆切れされたりもしましたが、これくらいやらないと動かないんですよ。入居するときはいいことを言っていたのですが、入居後は何もしないですね。やらざるを得なくなったときに「やらされています感」といったらもう。

 

 部屋を探すときは部屋そのものも大事ですが、大家がどんな人か、これもものすごく大事です。日本では10月から下期を迎える会社が多く、これに合わせて異動になる人も多いかと思いますが、参考にしてみてください。

298,000元のお酒

 五糧液というお酒をご存知でしょうか。異常な値上がりをしていることで当地では結構話題になっているお酒です。

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 そしてこの中秋節という贈り物の季節がやってきたのですが、なんと298000元もする五糧液が売られているのです!298000元って360万円ですよ!そもそも本当にそれだけの価値があるのでしょうか。90年物ということですが、量は600ml、そしてケースがなんと180gの24金でできているのです。やりすぎですね。

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 昨年4月に《食品と化粧品の商品の過剰包装要求の制限》という通達が公布されています。特に月餅などであまりにも過剰な放送がされていたのを制限するために公布されたもので、初期方法以外のすべての放送のコスト総額は商品販売価格の20%を超えてはならないとされています。今回の五糧液は24金を使っているのでこの規定に違反しそうなものですが、24金を初期包装とみなすという考えをとっているのかもしれません。仮に初期包装とみなしたとしてもお酒自身の価格と24金の価格を比べた場合に、話してお酒メインで24金包装したのか、24金のケースにお酒を沿えたのか、どっちが正しいのかという議論が出てくるでしょう。いずれにしても、やりすぎ感は否めないですね。

 

 ちなみに以前このお酒がオークションの対象となったことがあるのですが、そのときについて最高価格が508.8万元です。異常だー!

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フライト遅延の要因は?

 中国国内の飛行機を利用したことがある人はよく知っていることかと思いますが、中国の航空会社のフライトはとにかく遅れます。国際線でも遅れます。あらかじめ遅れることを想定しないといけないくらい遅れます。

 

 民航局の副局長が、日常のフライト業務において2時間以上ディレイしたフライトについて、空管部門は優先的に離陸を手配し、そして扉を閉じて30分以内に離陸することを確保しなければならないというコメントをしています。でも30分以上機内に閉じ込められたことのある人は少なくないでしょう。そういえばあまりに待たされ過ぎて先に食事が出て、食事を終えていない人が大半という状況で突然離陸したこともありました。

 

 『2010年民航業界発展統計広報』というものが発表されています。この中でフライト状況に関するデータがあります。それによりますと、フライトの正常率が75.8%で、前年比5ポイントダウンです。正常率75.8%ということは、そうでないのが、要するに遅れるのが24.2%ということになりますが、感覚的にはこんなんじゃ収まらないです。同じ感覚を持つ方は少なくないと思います。なお、遅れる理由として挙げられているのが、航空会社自らの要因(41.1%)、交通規制(27.6%)、天候要因(19.5%)、その他(11.8%)ということになってます。航空会社自らの要因というのは自身の体験の中では一回もありませんでした。しかしながらこれがトップということは、交通規制や天候要因という理由で説明しておきながら、本当は航空会社自身に原因があったということだと推測できます。ひどいよなあ。この間も上海台北のフライトが突如キャンセルになりましたが、振り替え可能日は3日後、しかも天候要因なので宿泊費は顧客自己負担というものでした。ほかの航空会社はびゅんびゅん飛んでるのに。。。
 しかし、フライトが遅延するのは過密ダイヤが原因であることは間違いないでしょう。その当たりのデータを見て見ましょう。
 まず、2006-2010年の旅客運総数です。延べ2.68億人です。2008年の伸びがかなり鈍化していますが、リーマンショックが原因だったのでしょうか。それ以外はいずれも15%以上伸びています。
 

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 やっぱり飛行機の便数が多すぎるんでしょうねえ。高速鉄道ももう少ししっかりしてもらわないと、まだしばらくこの状態が続きそうですね。

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 次に、2006-2010年の飛行機の発着数です。2010年は553.2万回です。これも2008年以外はいずれも10%以上伸びています。