社会

自分でやってはじめてわかること ~発票の巻~

 自分でやってはじめてわかることってあるものです。今日はそんな話を。

 

 今上海で住んでいる場所は賃貸物件です。家賃は外国人の場合個人所得税を発生させずに会社が経費として補助することができるので、今までは仲介業者に税金分の金額を渡して発票(日本の領収書みたいなもの)を税務局で発行してもらってました。発票を発行してもらうためには家賃に対する営業税という税目で5%を税金として納めなければならないのです。大家さんは面倒くさがりますし、自分で手続きするのも面倒ですので、今までは仲介会社にやってもらってました。そして、当初の賃貸期限が到来して、継続するときに大家さんから「今回は仲介会社を飛ばそう」と持ちかけてきました。仲介会社が入るとまた仲介料を取られてしまうからです。こちらとしても悪い話ではない(仲介会社を通すと私も仲介料を取られてしまいます)ので応じました。ところが、仲介会社を飛ばしてしまった以上、発票発行の手続きをお願いするのは気が引けるので、大した手続きでもないことから自分でやってみようと思ったのであります。思い起こしてみれば以前も同じように仲介会社を飛ばしたことがあり、なぜかそんな状況でも仲介会社は機嫌よく発票発行手続きをしてくれたものですが、今回はとにかく自分で手続きしてみたいと思ったのであります。

 

 さて、税務局に到着。用意したのは当初の賃貸契約と期間延長のための変更契約書。税務局は契約書ごとに管理しているようで、なんと私が持っていった契約書は税務局のデータには残っていません。記録にないので変更契約後の期間の発票がほしければ当初契約の1年分について納税しないと変更契約に基づく新たな期間分の発票は発行できないとのこと。税務局に該当する物件の賃貸契約がないので、いままで仲介会社を通して発行してもらっていた発票の確認の必要があるが、おそらく偽物なのではないかという指摘でした。発票の偽物があることくらいは中国にいればたいていの人が知っていると思いますが、まさか仲介業者に手配を依頼した家賃の発票が偽物だったとは。あいつら税金分をネコババしやがって!どうりで昔仲介業者を飛ばしたにもかかわらず機嫌よく発票の手続きをしてくれたわけだ。

 

 こんな事態なので、面倒ですが今年分の賃貸契約を変更契約ではなくて新規の賃貸契約を新たに作成して、あらためて税務局で発票発行の手続きをしようと思います。上海って大都市と思っている人も多いですが、まだまだこんなもんですぜ!

伸び行く中国ジョギング市場、市場規模は50億米ドル

 つい最近ジョギングを始めました。以前もやっていた時期があるのですが、なんとなくやめてしまい、走らないといけないなあと思っていたところ今回はビチっと決めていこうと覚悟を決めて走り始めました。

 さて、中国でもジョギングする人は見かけます。日本ほど多くないですが、それでも健康意識が高まってきたのでしょうか、以前よりずっと増えていると思います。

 

1.マラソン大会参加人数

 下表をご覧ください。アメリカと中国を比較しているのですが、ここではアメリカ(ピンク)のことは忘れて中国の数値だけ見ていきましょう。マラ祖損大会参加者が急増しており、2015年は2012年の3倍にもなります。

 

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赤:中国のマラソン大会数

オレンジ:マラソン参加人数

ピンク:アメリカのマラソン大会数

青:完走人数

 

2.マラソン大会開催都市

 2015年は前年より34都市も増えて79都市で開催されています。

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3.ジョギングする人の属性

 大学卒業以上の学歴を持つ人が67%、企業の管理ポジションにある人が28%います。そして家庭平均収入は10,699元と、これは運動しない人よりも36%も上回っています。一言で言えば、インテリが多いということでしょう。こういう層が健康式が高いということが言えるかと思います。繰り返しますが、私も最近ジョギングを始めています!

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4.用品購入

 ジョギングが盛んになるにつれ、スポーツ関連売り上げも増えていくことが予想されます。下表を見ますと、走り始めた人の消費ですが、スポーツシューズを買う人が80%、スポーツウェアを買う人が70%、スポーツ飲料を買う人が61%、その他運動アイテム(シューズとウェアを除く)が41%、フィットネスクラブ会員カードを買う人が30%に達しています。

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5.スマート商品

 スパートフォンを持つ人が81%、スマートウォッチを持つ人が91%、アクティビティ・トラッカーを持つ人が57%います。これらも結構な消費ですね。

 

6.運動アイテム消費

 運動アイテム(ここではシューズとウェアを含む)に対する消費もなかなかなものです。潜在的ランナー、一般ランナー、コアランナーとジョギングの本気度が上がるにつれて消費金額が上がりますが、コアランナーだと4594元、潜在ランナーでも2333元も消費してます。個人的にはどうしてこんな日費用がかかるのかわかりませんが、ちょっといいものを揃えようとするとこれくらいいってしまうのでしょう。

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7.スポーツ用品ブランドの売上

 主な企業のグレータ―チャイナ地区の売上高を見てみましょう。ジョギング関連だけでなく、各ブランドの全体売り上げになりますが、ナイキが30.67億米ドル(3,496億円)、アディダスが20億ユーロ(2,492億円)、李寧(中国ブランド)が3.64億元(63億元)の売上高です。ジョギング用品比率は20%を超えており、バスケットボールやサッカー用品を超えています。しかし伸び率もそうなのですが、中国だけでナイキとアディダスってこんなに売っているんですね。

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8.ジョギング市場の規模

 中国のジョギング関連の市場規模は50億米ドル、なかなかのものです。これがまだまだ増えていくでしょうから、さすがに放ってはおけませんな。

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久々に本屋に行ってきた

ある分野の調べものをするために久々に中国の本屋に行ってきました。何気に本棚を見ていると日本人著者の本も結構あるのですね。

1.稲森和夫、松下幸之助

このあたりは鉄板ですね。

 

2.大前研一

大前さんの本も人気があるんですね。

 

 

3.ポーポー・ポロダクション

企画・制作事務所の名前ですが、漫画をキーにした本がいくつも出版されてます。しかし、どれもこれもビニールで包まれていたので中を見ることができませんでした。最近包まれてしまってる本が多いです。

 

4.関係ないですが

『中国反腐倡廉(汚職と闘い清廉な政府を創る)建設報告』という藍皮書(日本で言う白書)が置いてありました。こんなタイトルの書籍が白書で発行されるとは。ちょっと読んでみたくなってしまいました。

海賊版DVDショップがショッピングモールに進出

元々上海水城路にあったDVDショップがなんと星空広場という小型ショッピングモールに移転してます。明らかに知的財産権を侵害している商品だらけの店がショッピングモールに入店できてしまうとは。それと、こんなところに店舗を構えることができるなんて、よっぽど儲かるんですな。

 

 

 

この店舗の中で聞いた会話ですが、最近日本のテレビをリアルタイムで流すネットテレビが見れなくなったとのこと。この話題は最近どこに言っても聞こえてくる話題なのですが、それが見れなくなってしまったので年末年始をこちらで過ごす単身赴任者あたりはDVDでも買いこんで時間をつぶそうとしているようなのです。ネットテレビがおかしくなったおかけでDVDショップは繁盛するわけですね。

 

こんな立派な店舗を構えるところもあれば、DVDを荷台に積んで売り歩いている人もいます。そういう人と会話したことがあるのですが、中国の動画サイトでいろんな番組が見れるようになったため、昔と比べてやはり商売に影響が出てきているとのこと。まあ、そりゃそうですよね。中国の動画サイト、恐ろしいくらいのスピードで日本のドラマがアップされてます。このスピードでアップされればネットテレビすらいらないと思いますし、そもそも膨大な量の番組がアップされている動画サイトはかなり使い勝手が良いです。確かにネットテレビもあればあればでそれなりに重宝するのでしょう。私も以前はプロレス番組見たさで契約してましたが、それはCS放送であり、CS放送を見るためにはパッケージプランで地上波+BS+CSという最も高いプランに加入しなければならず、毎月お金を払うのもばかばかしくなってきたので、今ではすっかり動画サイトで見るようになってます。映画に関していえばさすがの中国の動画サイトも中国語字幕どまりなので、中国語があまり理解できない人であれば日本語字幕の入ったDVDのニーズはまだまだありますね。

 

しかし、みせしめで海賊版DVDが処分されることが時々報道で紹介されますが、この手のDVDショップもなかなかなくならないですね。

中国の就業人気業界はインターネットと金融

 CIERという指数があります。就職市場の良しあしを測る指標です。その指数の計算式は、

 CIER指数=市場募集ニーズ人数/市場求職申請人数

 つまり、この指数が1より大きいとき、就職市場は求人が多いということであり、1より小さければ就職難ということになります。下の表を見てみましょう。青線が求職申請人数、オレンジ線が募集人数、数値がCIERです。時間軸で右から3つ目がなぜか20111Q1となっていますが、これを無視して見る限り、2011年の時点と比べると大幅に上昇、ここ最近は下落傾向ということがわかります。

 

 

 

 これは2015年のホワイトカラーの一人欠員あたりの履歴書を受け取る平均数量の推移です。どんどん増加してます。相も変わらず転職希望者が多いのでしょう。

 

 

 業種ごとに数値の違いを見ていきましょう。求人が旺盛なのはインターネット、ファンド/証券、保険、教育、不動産、仲介サービス、物流、財務会計/法律、交通、農林牧漁と続きます。インターネットと金融の人気が高いです。中国不動産バブルがやばいと言われてもうかれこれ10年以上になるかと思うのですが、いまでもなお求人は旺盛ですね。一方で、求人が旺盛ではないのが、会計/監査、エネルギー、航空、リースサービス、電気、オフィス用品、検査/認証、学術/科学研究、物業管理、反響保護と続きます。

 

 

 募集ニーズの高いインターネット・Eコマース関連はなんと求人ニーズが65%も伸びており、Eコマースの勢いを感じさせてくれま

 

 企業規模別のCIER指数を見ていくと、零細企業ではその伸びが52%と最も多きく、指数自体は小企業が最も高く、起業規模が大きくなるほど小さくなっています。中小企業の人材不足は中国でも同じようです。

 

 

 以上を見る限り全体的には就職しやすい状況といえますが、個人的には人件費コストとそのパフォーマンスが釣り合っておらず(もちろんちゃんとこなしている人もいることは否定しません)、こちらの改善が望まれます。急成長している時期は人材の取り合いになるので人件費コストとそのパフォーマンスが釣り合わないケースが多いのはわかるのですが、CIER指数が伸びているとはいえ成長スピードも落ち着いてきた最近ではそろそろ人件費コストとそのパフォーマンスが程よくバランスする方向に移っていって欲しいものです。

委託貸付の返済遅延が増加

中国では委託貸付という制度があります。貸金を行うことができるのは金融業者だけであり、非金融業者が単独で資金を融通することができないため、間に銀行を挟んで資金を融通する制度です。A社がB社に対して資金を貸し付けたい場合、A社が資金を銀行に預けて、B社は銀行から借り受ける、実質的にはA社からB社に貸し付けるのと同じことになります。私が銀行にいたころは関連企業間で行われるのが大半でしたが、あるころから非関連企業間でも行われるようになってきております。そして、中国企業間だと金利設定も10-18%程度とかなり高く設定されているのが一般的のようです。

 

こんな高い金利で資金調達するくらいですから、調達企業は銀行から直接融資を受けることが難しい企業が多く、業種としては不動産業が多いです。2014年上半期で、上場企業だけでも国内委託貸付は2.51兆元で前年比100%も伸びています。そして、社会融資総規模(実体経済が金融体型より獲得する全資金総額)の中で、昨年の委託貸付の増加幅は商業銀行の人民元貸付規模の30%程度で、いわゆるシャドーバンキングの26%を占めると言われています。

そして最近この委託貸付の返済延滞が増えているようです。実質的には企業間貸付ですが、間に銀行が介在してしまっているため、延滞した場合銀行が取り立てのお手伝いをする必要も出てきます。上述したように委託貸付で資金を借り受けるのは不動産業が多く、自ずと資金ボリュームも大きいので、不動産市況がおかしくなるとその影響も相応に大きくなるでしょう。過去にも委託貸付について書いたことがありますが、古いのは2008年に書いてます。不動産バブルもずっと言われてますが、この7年間無事でいられて、なおかつまだ値上がりしている物件があるという現象もすごいですね。

(参考:過去記事)

http://blog.goo.ne.jp/gomeiken/e/6da6f406e0b1be0156d9b6f1e7d29372

http://blog.goo.ne.jp/gomeiken/e/ff6a09a814d0ccfddc10a8865a122a18

月餅チケットの換金

 毎年中国では中秋節になるとお付き合いのある先に月餅を贈る習慣があります。お中元やお歳暮を贈るような感覚でしょうか。元々は月餅そのものを送っていたのが、いつのころからか月餅の引換チケットになり、引き換え期限が迫ってくると引換所に長蛇の列ができるというのもよく見られる光景です。並んで引き換える人もいますが、チケットそのものを換金する人もいます。要するにダフ屋相手に売ってしまうのですね。前職の時にやはりこれは習慣だから従業員にも配ろうという話がでたことがあったのですが、どうせダフ屋で換金されるに違いないと思っていた私は、そんなの現金で渡すことと変わらないので、そんなの渡すくらいだったらそのお金でみんなで夕食でも食べたほうがいいと言って、夕食会を開催したこともありました。なぜ換金されるに違いないと思っていたかというと、私自身が換金していましたから。

 そもそも中国で月餅が好きという人に会ったことがないのですが、そのあたり皆さんどうですか?つい先日もどこかで月餅が好きという中国人に会ったことがないと中国人に対して言ったところ爆笑されてしまいました。きっと同じように思っていたのでしょう。

 ダフ屋は普段OKカード、或は斯玛特と呼ばれる金券カードを仕入販売しており、額面100元を97元で仕入れて、98元とか99元で販売するよなことをしているようです。金券ショップの代わりを担っていると言えます。あまりにも粗利が低いのですが、よほど回転率が高いのでしょう。ところが、月餅チケットだと仕入れと販売の差額、要するに儲けは大きく跳ね上がります。額面100元の月餅チケットを50元で仕入れて60元で販売する、つまり10元の儲けが出ます。月餅を送るのが華やかだった時代は結構儲かっていたようです。近年は贅沢禁止の流れもあり、高価な月餅が減ってきています。実際に昨年は特に高価な月餅がたくさん売れ残ってしまい、なんでも前年比半分以下しか売れなかったとか。高級月餅を販売するのは主にホテルが多いのですが、昨年の二の舞を防ぐため、今年は以前よりも安価な月餅を用意し、そして国営企業ではなく民間企業や外資企業にターゲットを絞ったこともあり、昨年よりは売り上げが20-30%ほど伸びたとのこと。

 

 月餅チケットの売り上げが伸びたとはいえ、ダフ屋のうまみはなくなっているようです。そりゃあそうですね。高価な月餅チケットがたくさん流通していた時代と、その時と比べると安い月餅チケット、且つ流通する枚数も少ないとなればおのずともうけも減ります。華やかなりしころは毎日100枚くらい月餅チケットを回収することができていたのが、今ではその10分の1くらいの人もいます。それでも街中でしばしば見かけますよね、チケット回収屋さん。

 

 皆さんは月餅チケットを実際に引き換えてますか?換金してますか?

「専車」サービスの危機

 中国の自家用車には使用年限の制限がありません。日本も同じかな?そして、小型タクシーーの使用年限は8年とされており、地方によってはこの制限を6年以下としてはならないとしているところもあります。これで何が影響を受けるかというと、「専車」とう名のハイヤーです。

 

 中国で配車アプリが流行しているのを知っている人も多いかと思います。一般的にはタクシーの配車が多いですが、タクシー以外でも自家用車を使ってタクシーと同じような役回りをしてくれるサービスとして「専車」というのがあるのです。

 

 さて、ここで引っかかってくるのが自動車の使用年限制限です。自家用車であれば無期限、タクシーであれば8年、ということは、自家用車を使って「専車」サービスを提供している人は、自分の持つ自家用車を営業車両に変更しなければならなくなった場合、その使用年限が8年に制限されてしまうということです。そして、実際に「専車」はその属性を営業車両にすべきだという声が上がってきており、《インターネット予約タクシー経営サービス管理暫定弁法》なる通達が公布されると言われています。そして、これに基づいて「専車」サービスを提供している自家用車が営業車両に変更しなければならない可能性が出てきます。自動車の属性変更により、使用年限以外のもう一つの問題として自動車保険の問題があります。自家用車よりも営業車両のほうが保険料が高いのです。

 

 実際に「専車」サービスを提供している車の車種は自家用車が90%以上を占めていると言われています。ということは、現在自家用車を使っている人がわざわざ使用年限が制限される営業車両に変更してまで「専車」サービスを提供し続ける人がどれだけいるだろうかという問題が出てきます。あんまりがんじがらめに制限してしまうと、「専車」は生き残れなくなってしまい、既に多くの配車サービスがあるという状況に慣れ切った消費者に対する影響も小さくないでしょう。この問題、どういう方向で決着させますかねえ。

2015年中国最低賃金一覧

すべてを網羅しているわけではないのですが、2015年中国最低賃金一覧なるものを見つけましたのでご紹介します。

 

 

 北京と深圳はついに2000元越えですねえ。思えば1995年に広州にいたときはその辺の人の給料はみんな800元くらいといっていたような気が。しかも1万円が800元くらいの時代。上海の最低時給が18元。これはあくまで最低なので、20元とか30元くらいは出さないといかんのでしょうねえ。

 

 毎年のように上がっている最低賃金。《最低賃金規定》という通達があり、これによりますと、各地区の最低賃金標準は2年ごとに最低1回調整しなければならないとされています。ところが、2年間最低賃金が調整されていない地区があります。黒竜江省、遼寧省、吉林省、いずれも東北の省です。黒竜江省は2012年12月1日に調整された1160元のまま、遼寧についても2013年7月1日に調整された1300元のまま、吉林についても2013年7月1にtに調整された1320元のままとなっています。上げなくてもいい環境にあるのでしょうかねえ。

2015年上半期の成都の自動車販売状況

 成都の自動車の販売状況に関する新聞記事を見つけました。いずれも2015年上半期に関するデータです。まずは西南地区が全国に占める販売比率から見ていきましょう。

 

 

 直近だと14.10%あり、2012年以降毎年上昇しています。比率的にも結構高く、力を入れるべき地区であることは間違いないでしょう。

 

 次に、乗用車の販売トップ10です。

 翻訳するのは面倒なので割愛しますが、外資ブランドは入っていますが、日系ブランドは入っていませんね。

 

 

 次に高級車を見ていきます。

 アウディ、BMW、ベンツ、ボルボ、ランドローバー、レクサス、ポルシェ、インフィニティ、DSという順番になっています。半分が前年比マイナス、半分が前年比プラスです。母数が小さいとはいえ、日系ブランドのレクサス(+22%)とインフィニティ(+77%)は結構伸ばしています。成都の金持ち消費者が単なる見栄っ張りな買い方から実用性やより高いコストパフォーマンスを追及する方向に変わってきているという見方がされています。

 

 

 

 見栄っ張り消費から実用消費へ、この方向にどんどん進めばレクサスやインフィニティといった日系高級車は今後もどんどん伸びていくでしょう。ただし、日系ブランド車はいつおきるかわからない反日運動のときにシェアがどうしても落ちてしまうというネガティブ材料があり、そのあたりはなかなか回避できない問題ですね。