社会

上海ぼったくりロード

 ここでいうロードは抽象的なものではなくて本当の道路のことを指します。ここ最近の上海は交通取り締まりが異常に厳しいです。普通に歩道を歩いているだけで注意されるのではないかというくらい厳しく感じます。駐在員の方でも現地採用の方でも自転車や電気自転車で通っている人もいるかと思いますので、ご参考ください。

 

 今住んでいるところの近くに交通取り締まりの厳しい場所がありまして、そこでじゃんじゃん自転車や電気自転車が取り締まられて罰金を払わされています。ちなみに捕まると一回20元の罰金です。こんな道です。ごく普通の特別大きいわけでもない交差点です。

 

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 実はここ、警察から見た場合、罰金を取るににうってつけの場所なのです。この交差点、東西は電気自転車が通りのはOK、北側もOK、でもなぜか南側がダメ、しかも50メートル程度の間だけ。それを超えるとまた自転車や電気自転車OKになるのです。土地勘がないとまず間違いなく違反してしまいます。

 

 取り締まりを受ける電気自転車。

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 取り締まりされている模様です。この背中を向けているPOLICE、何が理由で取り締まっているかを聞いたのですが、めちゃめちゃ態度が悪かったです。人生で一番態度の悪い警官でしたわ。もう新聞投書レベルの態度の悪さ。地方にいる城管(一時かなり横暴だといういことで話題になった、都市管理のため行政的な法律の執行、即ち各種の法的取り締まりを行う機関の末端で法執行という名目で庶民を取り締まる部隊の隊員)並みでした。いかにも「公権力を持った俺様に何事だ!」というような態度で、二度とかかわりたくない人種でした。

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 これが昼間の風景。たかだか一つの交差点で何と警官が4人もいます!やりすぎでしょ!この交差点、カモだらけですからね!

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 取り締まりは確かに大事ですが、日本でもそういうのはありますが、検挙することが目的化していて、これをやったからと言って何が変わるかわからないような取り締まりですよ。今ではもう走っていてはいけないLPガスで走るバイクを取り締まる様子もなく、相も変わらず強引に突っ込む自動車を取り締まる様子もなく。要するに取り締まりの基準がよくわからないから不満が出るんですよね。気を付けないと。

2016中国大学新卒者就職事情

 2016年の中国の大学卒業生は765万人で、前年比16万人増加しています。これまでの流れですと、大学新卒者の就職率は90%程度と言われています。流れでいいますと卒業してすぐに就職するのが70%、そして年末までに90%程度が就職します。ところが、ここ最近は景気に以前ほどの元気がなくなってきていることもあり、業種によっては大学を卒業しても以前ほど簡単に就職できなくなってきているようです。

 

 さて、智聯と招聘という人材会社の調査レポートを紹介しましょう。

 

1.新卒者の起業意欲

 左から「就職希望」、「引き続き研鑽」、「起業」ですが、年度ごとの推移を見ますと起業したい新卒者が2015年に大きく膨れたのですが、今年はその半分以下となっています。中国人はすぐ会社を辞めて独立して自分の商売をするという言い方もありましたが、特に都会であればあるほど安定志向に入ってきているのが現状かと思います。

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2.就職場所

 青が希望エリア、水色が実際に就職するエリアです。一線都市が人気かと思いきや、なんと二線都市や、一線都市に近い二線都市、これを新一線都市という言い方をするのですが、希望エリアを見るとこれらのほうが人気が高くなっています。一線都市に就職したとしても、実家通いならともかく、そうでなければ家そのものが高すぎてとても買えそうに思えないことや、そもそも家賃が高いことを敬遠しているのは間違いないでしょう。だからといって新一線都市や二線都市がこの負担を埋めるだけの水準かというと必ずしもそうでないと思うのですが。そして実際には働き口の多さの関係か、一線都市での就職する人は一線都市で就職したいという人よりも多くなっています。

 また、一線都市と二線都市で就職した人数をあわせると70%以上になり、二線都市以下の人材不足感は否めないでしょう。

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3.業界

 就職者の約3割がIT・インターネット・通信・電子関連、その次がいわゆるメーカーで16.1%、金融が13.7%と結構な比率です。これら3つで約6割になります。これらとは逆に生産力が過剰になっている業界や貿易関連への就職は以前と比べて難しくなってきているようです。

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4.賃金

 経営する立場としてやはり気になるのは賃金でしょう。2015年と2016年を比べてみますと、なんとわずかではありますが希望賃金で0.6%、実際賃金で5.3%下がっています。ここ最近人件費が上がっているという話ばかり聞きますが、少し風向きが変わってきているのかもしれません。

 

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 業種で見るとIT・インターネット・通信・電子関連、その次が金融、日本だと金融のほうが高そうですが、こちらでは前者のニーズが高いので逆転しています。そして学部を見ますと、法学部が最も高いですね。なんにでも対応できそうだからでしょうか。

 

 中途採用はともかく、新卒者を採用するのであればこういう情報も参考にすればいいと思います。

中国にもいる虚言癖日本人

 ついこの間までショーンKの経歴詐称が世間を騒がせていましたが、世の中には虚言癖とやらを持つ人が一定数存在するのでしょう。自分を大きく見せることは大事だと思いますが、それが嘘であり、ばれてしまうと一気に信頼を失ってしまうのは過去の多くのケースにおいてすべて一致した結末だと思います。

 

 上海にもそういう人います、日本人で。雇われ総経理なのに自分が会社のオーナーのように言う人。飲食店の雇われ店長なのに自分が店舗のオーナーのように言う人。誰もいちいち確認は取りません。でも知ってる人は知ってるので、そういう噂話が好きな人の間にはじわじわと広まっていきます。意外と広まります。さすがに「あなた違いますよね」と指摘して人間関係壊してしまうような選択をする人もいないので、結局本人には誰も言わず、本人は誰からも指摘されないのでいつまでも自分がオーナーだと言い続けます。あと、業務提携先で仕事をしたり、研修生としてでどこかの企業に所属する人がいます。そのような人と何人もお会いしたことがありますが、たいていは自分の所属元を明らかにしつつ自己紹介してくださいます。私も以前研修でとあるコンサルティング会社にいましたが、名刺にはちゃんと研修生と入り、自己紹介するときにもどこそこからの派遣で今この会社に研修でいますというような紹介をしてました。ところがそうじゃない人もいるようです。いうならばインターンの身分でありながらあたかもその会社に就職したかのようにふるまうようなケースですね。完全な経歴詐称ではないかもしれませんが、経歴詐称には違いないでしょう。研修生でもインターンでも今まで会ってきた人はちゃんと自身の身分がそうであると説明してくれた人がほとんどなので、逆にそれを言わない人は普通じゃないといえます。こういうのに出くわすと普通であるというのがいかに大事かとしみじみ感じます。

 

 経歴詐称もそうですが、中国だと人脈詐称も多いと思います。やれ、「俺は上海市の政府のだれそれとつながってる」とか、「中国大手企業の幹部とツーカー」とかいう輩です。「会ったことがある」程度の言い方ならまだいいでしょう。でもその程度で収まらない言い方をするんですよねえ。これを言う人で凄いと思う人に会ったことってないんですよねえ。自分を大きく見せるために適当なことを言っているのでしょう。ここまですべて日本人の話ですが、そういえば、資格詐称してた中国人もいたなあ。

  

 まあ、とにかくそいういうのが日本よりも多いように思います。中国における日本関連ビジネスという狭い世界だから余計に多いように感じるのでしょうか。余裕がないと普段できる見極めもできなくなってしまうかもしれません。日本だと注意できることもなぜか外国だとそのあたりが緩んでしまいがちです。ちょっと怪しいと思ったら一呼吸おいて冷静に考えるようにしましょう。

上海の家賃がどれだけ上がっているかをデータで検証

 最近やたらと家賃の引き上げが激しいという声をききます。やれ20%上げられたとか30%上げられたとか、結構な上げ幅を迫れてているようですが、果たしてどの程度上がっているのか、データで見てきましょう。ここでは上海の中でも特に日本人が多く住んでいる長寧区のデータを見ていくことにします。あらかじめお断り申し上げますと、あくまで平均値でありますので、駐在員が居住する高額物件から、現地採用が住むリーズナブル物件が混じってしまっていますが、参考にはなるかと思います。

 

 では、2015年4月から今年4月までの平米当たり単価の推移を見ていきましょう。これは供給側の数値ですが、81.74元から94.14元まで上がっているので、約15%上がっていることになります。あくまでこれは平均値なので、20%や30%の引き上げを迫られているところがあっても不思議ではないでしょう。こんなペースで上がっていくと、駐在会社の社内規定で定められている家賃基準を変えていかないといけないでしょうし、変えていくとしてもこの上げ幅に応じて基準を変えられる会社もそんなにないのではないでしょうか。そうなると賃貸期間が満了するたびに家賃があげられ、それに対応することができず会社の家賃基準に合う物件を新たに探しなおすという人も多いのではないかと思います。

 

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 しかし、年間15%とはこれまた大きな数値です。今年3-4月は下がり基調にありますが、それでも小さな数値ではありません。物件価格も上がっているので、家賃が上がるのも当たり前といえば当たり前なのですが、物件価格対比賃料利回りが異常に低いのが中国の不動産相場の特徴。物件価格と賃料を照らし合わせて、果たして回収までにどの程度の回収機関が必要かというランキングを見つけました。私が銀行で金融庁検査を行っていたときは不動産賃貸業はキャッシュフローで借入金を何年で返すことができるのかを25年を目安に債務者区分を判定していましたが、下表にあるトップの虹橋新天地の18年、これはそれなりの物件といえるでしょう。ところが、それ以下はすべて25年以上、一番下はなんと48年、物件価格に対する賃料利回りでみた場合、ほぼすべてが不良物件ということになります。

 

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 不良物件でなくするためには、算数で考えると物件価格が下がること、あるいは家賃が上がること、どちらかが必要になってきますが、現在の賃金水準に対する家賃、あるいは物件価格からすると、物件価格が下がるべきはずであると思うのですが、それが修正される気配は今のところ見られません。まあ、ずっと前から言われている問題なので、簡単に修正されることはしばらくないでしょう。不動産バブルが崩壊しない限り、この数値が是正されることはまずないのではないでしょうね。

日本ブランドの化粧品は中国でどの位置を占めているのか

 初めて中国大陸に長期的に滞在したのが1995年。その当時、道行く女性はほとんど化粧をしていませんでした。当時成都に旅行に行ったときにバスの女性運転手が化粧をしていたのを見てかなり衝撃を受けた記憶があります。あれから20年たち、かなり多くの女性が化粧をするようになってきました。下表をご覧ください。左から「毎日化粧」、「必要な場合に化粧」、「化粧しない」の順です。この表を見る限り、毎日化粧をする人が上海や北京でも30%強しかないといえばそうなのですが、それでも結構な比率かと思います。

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 どれだけの比率で化粧をしているのか、これは収入水準にもよります。下表をご覧ください。

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 家庭月間収入が4万元以上だと42%の女性が毎日化粧をしています。これは全体データの27%を15ポイントも上回る数字です。2万元から4万元の間でも37%と比較的高い数値を示しています。

 

 さて、最近は中国人が日本で化粧品の類を買いあさるというニュースがしばしば見られますが、中国人が中国国内でどこの国のブランドの商品を購入しているのかを主要都市別にみていきましょう。あれたけ爆買いしているので、きっと日本ブランドはすごいのかと思いきや、

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  中国なので中国ブランドの比率が高くなっているのは横に置いておくとして、外国ブランドだと韓国ブランドの比率が圧倒的に高いのです。日韓を比較した場合、日本ブランドが上回っているのは、上海だけで、それ以外は全敗です。韓国化粧品の中国での勢いは時々ニュースで見ますが、ここまで強いとは思っていませんでした。では、これも収入別にみてみましょう。

 

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 どの収入水準においても日本は韓国に全敗です。というか、中国ブランドを別にすると、外国ブランドでは韓国がすべてトップなのです。

 

 あれだけ日本の爆買いニュースばかり見ていると、日本ブランドの化粧品がさぞかし強いと思う人が多いでしょうから、意外に思う人もいるかもしれませんね。ドラマや芸能人をはじめとするコンテンツが日本のものよりも入り込んでいるのが原因かと思われます。このあたりは政治的な部分もあるでしょうから、なかなかいかんともしがたいところですね。日本アニメは人気があるといっても、これだけだと化粧品にまで波及しづらいでしょうし、やはり生身の人間でアピールできるコンテンツがもっと入り込まないとほかの面に波及させていくのも難しそうですし、そのあたりちょっと工夫が必要でしょう。政治的な要素が大きいのでしょうか。中国の動画サイトで映画やドラマを検索しても、アメリカや韓国というカテゴリー表示はされるのですが、日本というカテゴリーがなかったり、日韓というカテゴリーでありながらほとんど韓国のコンテンツだったりします。なんだかなあ。

自分でやってはじめてわかること ~発票の巻~

 自分でやってはじめてわかることってあるものです。今日はそんな話を。

 

 今上海で住んでいる場所は賃貸物件です。家賃は外国人の場合個人所得税を発生させずに会社が経費として補助することができるので、今までは仲介業者に税金分の金額を渡して発票(日本の領収書みたいなもの)を税務局で発行してもらってました。発票を発行してもらうためには家賃に対する営業税という税目で5%を税金として納めなければならないのです。大家さんは面倒くさがりますし、自分で手続きするのも面倒ですので、今までは仲介会社にやってもらってました。そして、当初の賃貸期限が到来して、継続するときに大家さんから「今回は仲介会社を飛ばそう」と持ちかけてきました。仲介会社が入るとまた仲介料を取られてしまうからです。こちらとしても悪い話ではない(仲介会社を通すと私も仲介料を取られてしまいます)ので応じました。ところが、仲介会社を飛ばしてしまった以上、発票発行の手続きをお願いするのは気が引けるので、大した手続きでもないことから自分でやってみようと思ったのであります。思い起こしてみれば以前も同じように仲介会社を飛ばしたことがあり、なぜかそんな状況でも仲介会社は機嫌よく発票発行手続きをしてくれたものですが、今回はとにかく自分で手続きしてみたいと思ったのであります。

 

 さて、税務局に到着。用意したのは当初の賃貸契約と期間延長のための変更契約書。税務局は契約書ごとに管理しているようで、なんと私が持っていった契約書は税務局のデータには残っていません。記録にないので変更契約後の期間の発票がほしければ当初契約の1年分について納税しないと変更契約に基づく新たな期間分の発票は発行できないとのこと。税務局に該当する物件の賃貸契約がないので、いままで仲介会社を通して発行してもらっていた発票の確認の必要があるが、おそらく偽物なのではないかという指摘でした。発票の偽物があることくらいは中国にいればたいていの人が知っていると思いますが、まさか仲介業者に手配を依頼した家賃の発票が偽物だったとは。あいつら税金分をネコババしやがって!どうりで昔仲介業者を飛ばしたにもかかわらず機嫌よく発票の手続きをしてくれたわけだ。

 

 こんな事態なので、面倒ですが今年分の賃貸契約を変更契約ではなくて新規の賃貸契約を新たに作成して、あらためて税務局で発票発行の手続きをしようと思います。上海って大都市と思っている人も多いですが、まだまだこんなもんですぜ!

伸び行く中国ジョギング市場、市場規模は50億米ドル

 つい最近ジョギングを始めました。以前もやっていた時期があるのですが、なんとなくやめてしまい、走らないといけないなあと思っていたところ今回はビチっと決めていこうと覚悟を決めて走り始めました。

 さて、中国でもジョギングする人は見かけます。日本ほど多くないですが、それでも健康意識が高まってきたのでしょうか、以前よりずっと増えていると思います。

 

1.マラソン大会参加人数

 下表をご覧ください。アメリカと中国を比較しているのですが、ここではアメリカ(ピンク)のことは忘れて中国の数値だけ見ていきましょう。マラ祖損大会参加者が急増しており、2015年は2012年の3倍にもなります。

 

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赤:中国のマラソン大会数

オレンジ:マラソン参加人数

ピンク:アメリカのマラソン大会数

青:完走人数

 

2.マラソン大会開催都市

 2015年は前年より34都市も増えて79都市で開催されています。

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3.ジョギングする人の属性

 大学卒業以上の学歴を持つ人が67%、企業の管理ポジションにある人が28%います。そして家庭平均収入は10,699元と、これは運動しない人よりも36%も上回っています。一言で言えば、インテリが多いということでしょう。こういう層が健康式が高いということが言えるかと思います。繰り返しますが、私も最近ジョギングを始めています!

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4.用品購入

 ジョギングが盛んになるにつれ、スポーツ関連売り上げも増えていくことが予想されます。下表を見ますと、走り始めた人の消費ですが、スポーツシューズを買う人が80%、スポーツウェアを買う人が70%、スポーツ飲料を買う人が61%、その他運動アイテム(シューズとウェアを除く)が41%、フィットネスクラブ会員カードを買う人が30%に達しています。

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5.スマート商品

 スパートフォンを持つ人が81%、スマートウォッチを持つ人が91%、アクティビティ・トラッカーを持つ人が57%います。これらも結構な消費ですね。

 

6.運動アイテム消費

 運動アイテム(ここではシューズとウェアを含む)に対する消費もなかなかなものです。潜在的ランナー、一般ランナー、コアランナーとジョギングの本気度が上がるにつれて消費金額が上がりますが、コアランナーだと4594元、潜在ランナーでも2333元も消費してます。個人的にはどうしてこんな日費用がかかるのかわかりませんが、ちょっといいものを揃えようとするとこれくらいいってしまうのでしょう。

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7.スポーツ用品ブランドの売上

 主な企業のグレータ―チャイナ地区の売上高を見てみましょう。ジョギング関連だけでなく、各ブランドの全体売り上げになりますが、ナイキが30.67億米ドル(3,496億円)、アディダスが20億ユーロ(2,492億円)、李寧(中国ブランド)が3.64億元(63億元)の売上高です。ジョギング用品比率は20%を超えており、バスケットボールやサッカー用品を超えています。しかし伸び率もそうなのですが、中国だけでナイキとアディダスってこんなに売っているんですね。

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8.ジョギング市場の規模

 中国のジョギング関連の市場規模は50億米ドル、なかなかのものです。これがまだまだ増えていくでしょうから、さすがに放ってはおけませんな。

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久々に本屋に行ってきた

ある分野の調べものをするために久々に中国の本屋に行ってきました。何気に本棚を見ていると日本人著者の本も結構あるのですね。

1.稲森和夫、松下幸之助

このあたりは鉄板ですね。

 

2.大前研一

大前さんの本も人気があるんですね。

 

 

3.ポーポー・ポロダクション

企画・制作事務所の名前ですが、漫画をキーにした本がいくつも出版されてます。しかし、どれもこれもビニールで包まれていたので中を見ることができませんでした。最近包まれてしまってる本が多いです。

 

4.関係ないですが

『中国反腐倡廉(汚職と闘い清廉な政府を創る)建設報告』という藍皮書(日本で言う白書)が置いてありました。こんなタイトルの書籍が白書で発行されるとは。ちょっと読んでみたくなってしまいました。

海賊版DVDショップがショッピングモールに進出

元々上海水城路にあったDVDショップがなんと星空広場という小型ショッピングモールに移転してます。明らかに知的財産権を侵害している商品だらけの店がショッピングモールに入店できてしまうとは。それと、こんなところに店舗を構えることができるなんて、よっぽど儲かるんですな。

 

 

 

この店舗の中で聞いた会話ですが、最近日本のテレビをリアルタイムで流すネットテレビが見れなくなったとのこと。この話題は最近どこに言っても聞こえてくる話題なのですが、それが見れなくなってしまったので年末年始をこちらで過ごす単身赴任者あたりはDVDでも買いこんで時間をつぶそうとしているようなのです。ネットテレビがおかしくなったおかけでDVDショップは繁盛するわけですね。

 

こんな立派な店舗を構えるところもあれば、DVDを荷台に積んで売り歩いている人もいます。そういう人と会話したことがあるのですが、中国の動画サイトでいろんな番組が見れるようになったため、昔と比べてやはり商売に影響が出てきているとのこと。まあ、そりゃそうですよね。中国の動画サイト、恐ろしいくらいのスピードで日本のドラマがアップされてます。このスピードでアップされればネットテレビすらいらないと思いますし、そもそも膨大な量の番組がアップされている動画サイトはかなり使い勝手が良いです。確かにネットテレビもあればあればでそれなりに重宝するのでしょう。私も以前はプロレス番組見たさで契約してましたが、それはCS放送であり、CS放送を見るためにはパッケージプランで地上波+BS+CSという最も高いプランに加入しなければならず、毎月お金を払うのもばかばかしくなってきたので、今ではすっかり動画サイトで見るようになってます。映画に関していえばさすがの中国の動画サイトも中国語字幕どまりなので、中国語があまり理解できない人であれば日本語字幕の入ったDVDのニーズはまだまだありますね。

 

しかし、みせしめで海賊版DVDが処分されることが時々報道で紹介されますが、この手のDVDショップもなかなかなくならないですね。

中国の就業人気業界はインターネットと金融

 CIERという指数があります。就職市場の良しあしを測る指標です。その指数の計算式は、

 CIER指数=市場募集ニーズ人数/市場求職申請人数

 つまり、この指数が1より大きいとき、就職市場は求人が多いということであり、1より小さければ就職難ということになります。下の表を見てみましょう。青線が求職申請人数、オレンジ線が募集人数、数値がCIERです。時間軸で右から3つ目がなぜか20111Q1となっていますが、これを無視して見る限り、2011年の時点と比べると大幅に上昇、ここ最近は下落傾向ということがわかります。

 

 

 

 これは2015年のホワイトカラーの一人欠員あたりの履歴書を受け取る平均数量の推移です。どんどん増加してます。相も変わらず転職希望者が多いのでしょう。

 

 

 業種ごとに数値の違いを見ていきましょう。求人が旺盛なのはインターネット、ファンド/証券、保険、教育、不動産、仲介サービス、物流、財務会計/法律、交通、農林牧漁と続きます。インターネットと金融の人気が高いです。中国不動産バブルがやばいと言われてもうかれこれ10年以上になるかと思うのですが、いまでもなお求人は旺盛ですね。一方で、求人が旺盛ではないのが、会計/監査、エネルギー、航空、リースサービス、電気、オフィス用品、検査/認証、学術/科学研究、物業管理、反響保護と続きます。

 

 

 募集ニーズの高いインターネット・Eコマース関連はなんと求人ニーズが65%も伸びており、Eコマースの勢いを感じさせてくれま

 

 企業規模別のCIER指数を見ていくと、零細企業ではその伸びが52%と最も多きく、指数自体は小企業が最も高く、起業規模が大きくなるほど小さくなっています。中小企業の人材不足は中国でも同じようです。

 

 

 以上を見る限り全体的には就職しやすい状況といえますが、個人的には人件費コストとそのパフォーマンスが釣り合っておらず(もちろんちゃんとこなしている人もいることは否定しません)、こちらの改善が望まれます。急成長している時期は人材の取り合いになるので人件費コストとそのパフォーマンスが釣り合わないケースが多いのはわかるのですが、CIER指数が伸びているとはいえ成長スピードも落ち着いてきた最近ではそろそろ人件費コストとそのパフォーマンスが程よくバランスする方向に移っていって欲しいものです。