Date: 11月2015

セミナー代金踏み倒し

 11月12日に東京でセミナーをした時の話。この日はゲストスピーカーに内田さんを招いて越境ECに関するセミナーを行いました。受付時にバタバタしないように基本的にはセミナー代金は事前に振り込んでもらうようにしていますが、一部の方で当日にお支払いする方もいます。この日は受付担当も用意して、その仕分けも滞りなく行うことができるものと思っていたのですが。。。

 

 セミナーが終わってからわかった話。まだセミナーが始める前にある人から「お久しぶりです」と声をかけられたのです。いろんな方から同じように声をかけられるのですが、その挨拶してきた方とは以前お会いしたという印象がなかったのです。今までたくさんの人に会ってきているので、そういう人もいるだろうということで気にせずに「どうも」と挨拶を返したのであります。実はその人はセミナーに申し込んでいなかった人なのですが、セミナー入場の受付をしていないことに気付いた受付担当が受付をしようとしたところ、「後で呉さんと打ち合わせがあるので来ました」といい、資料を受け取らず、そして受付登録をせず、当然セミナー代金の支払いも行いませんでした。私自身はセミナー終了後は場所を移動してクライアントとの会食があったので、セミナー終了後に打ち合わせをする予定などそもそもなかったのです。で、その人は結局セミナーを最初から最後まで聞いて、終了と同時に風に用に去っていったのであります。いやあ、こんなの初めてだわ。受付担当としては打ち合わせがあると言われるとなかなか言い返しづらく、しかも私自身もセミナーのスピーカーや司会進行もしないといけなかったので、私に確認することもしづらく、結局踏み倒されてしまった次第であります。結局どこの誰だかわからず、メチャメチャゃむかつく!

 似たようなケースは前職時代にもありました。顧問先は参加費無料としたセミナーです。顧問先でもないのに私がいないときをわざと狙ったのか、顧問先と言い張りやはり代金を踏み倒した企業がいます。会社の名前を聞けばそれなりに知られている企業の人なのですが。どうしてそんなことするかなあ。

 というか、セミナー代金ってそんなにケチらないといかんもんですか?お金に見合わないと思えばそもそも来なければいいだけの話ですし、聞く価値があると思うのであればお金を払えばいいのです。世の中は無料セミナーもたくさんありますので、お金は払えないけど聞きたいというのであればそういうのに参加すればいいのです。

 踏み倒された悔しさはもちろんあるのですが、この程度のお金を踏み倒そうというその企業やその人の行動が残念ですし、どうして情報をとることに対してそこまで必死になってケチろうとするのかなあ。がっかりですし、むかつき度合いMAXですわ。

いろんなお仕事

 世の中にはいろんなお仕事があります。楽しいお仕事、面白くないお仕事、ストレスのたまるお仕事、日本でもそうですし、中国ももちろんそうです。

 

1.成人用品のモニター

 成人用品、いいかえると大人のおもちゃ。もちろんおもちゃだけではなくて、体内にいれるような薬品に近いものもあります。日本だと人目を忍んで買う成人用品。中国でも同じかと思うのですが、なぜか薬局にもあれば軽いものだとコンビニあたりでも売っています。販売ルートだけ見ると需要はかなり多いのでしょうか。もちろんお店で買うのが面倒、或は恥ずかしいという人であればネットで購入する人もいるでしょう。年間3000万人以上もネットで購入するのが増えているとのこと。

 さて、この成人用品ですが、情趣体験師なる仕事、日本語にすると大人のおもちゃのモニターというのが一番わかりやすいかと思うのですが、なんと年収20万元(約400万円)!必要とされる条件はもちろん、「精力旺盛」です!

 

 就業難易度:一つ星

 就業リスク:五つ星

 

 

2.大学進学コンサルタント

 学歴がその後の人生を決めてしまう、中国でもそう考える人は少なくありません、というか多いです。大学生も絶対数の少なかった以前ほど価値はなくなってきたかもしれませんが、それでも大学を卒業するというのは社会に出るうえでの武器であるには違いなく、毎年のように大学ランキングが発表されています。こんな世の中になってきたこともあり、大学進学コンサルタントなる職業が存在しています。

 さて、待遇ですが年間勤務期間は6-8日程度と短く、しかし一回当たり2千元から8万元までと非常に幅の広い報酬体系となっています。8万元クラスの仕事が2本来れば大人のおもちゃのモニターに近い水準になりますね。

 就業難易度:五つ星

 就業リスク:二つ星

 

3.愛人別れさせ屋

 別れさせ屋という職業は日本でも聞いたことがありますが、同じような職業ですね。ただし、ここで紹介されているのは愛人別れさせ屋です。

 2014年の離婚員数は2003年のなんと3倍にまで膨らんでいます。すべてが愛人によるものと思わないですが、こんな職業が紹介されるくらいなのでそれなりにあるのでしょう。金持ちが増えてきたのに伴い愛人ニーズが増えてきたことによるのでしょうか。

 報酬ですが、相談料が100元/h、出勤費という概念がありますが、実際に相手と交渉することを指しているのでしょうか、1万~50万元とこれまたレンジが大きいです。結構稼げそうですが、ストレスも大きいと思います。また、半年以上の研修が必要で、そのコストは30万元も必要とのこと。この職業でここまで投資するのはちょっと割に合わないような気もしますね。

 

 就業難易度:三つ星

 就業リスク:三つ星

 

 

4.投資理財体験師

 日本語だと投資顧問というのがわかりやすいですね。報酬は20万元/年、なかなかです。成績がよければもっと上も目指せるでしょう。

 

 就業難易度:一つ星

 就業リスク:五つ星

 

5.プログラマー奨励師

 うまい翻訳が見つけられなかったのですが、プログラマーにはっぱをかける人のことです。なんでも中国ではプログラマーは20-40歳の幅で分布しており、男性は何と女性の4倍以上もいるとのこと。男性プログラマーに女性をあてがって効率を挙げさせようというものです。漫画家や小説家の締め切りを見張る出版社の人のような存在と言えば聞こえはいいのですが、これに関しては、えらく単純な仕事です。しかしこれがなんと毎月16千から18千元もの収入になります。

 

 就業難易度:一つ星

 就業リスク:一つ星

 

 

 

 いろんな仕事がありますね。ちょっと変わったものもあれば今の中国の世相を表してそうな職業もありますね。

アルペン中国の道険し

 中国の新聞に日本のスポーツショップのアルペンに関する記事を見かけました。日本にあるスポーツショップアルペンになじみのある人は多いと思います。しかし、中国に出店していることに対して印象の強い人はあまりいないのではないでしょうか。進出当初の計画は7年以内に100店舗の出店だったのが、ふたを開けてみると3年でわずか4店舗しか出店してらず、しかもそのうち1店舗閉鎖。最近虹橋駅付近の虹橋天地というところで1店舗オープンしています。ちなみにスポーツ用品を販売する店舗とゴルフ用品を販売する店舗では屋号が違っていまして、スポーツ用品を販売するのがsportsdepo、ゴルフ用品を販売するのがGOLF5とう名前になります。

 

 上海に住んでいてスポーツショップといえばデカスロン。毎年かなりのペースで出店しており、今年3月時点で125店舗もあります。私も何度も行ったことがあります。店内は広く、品ぞろえも豊富、見ているだけで楽しいのです。これに対してアルペンはまだ3店舗、出遅れ感は否めません。ところが、中国の総経理は特段心配していないようです。なんでも、100近くの商業施設から出店の引き合いが来ているとのこと。スポーツ用品に対するニーズが増大していることと、商業施設の増加を前向きな材料と考えているようです。現在中国にはすでに3500ものショッピングモールがありますが、多くの都市の空室率は6%を超えています。このような状況なので、総経理は、「今は相手のほうが発言権があるかもしれないが、きっとそれが逆転する日が来る」とコメントしています。商業施設の増加は近年ずっと言われていることですが、中には閑古鳥のなく商業施設も少なくありません。ショッピングモールの発言権が弱くなることはショッピングモール自体の力がなくなることを意味するので、あまりこれがいきすぎるのもどうかなあと思います。

 

 アルペンはショッピングモール内店舗が基本である(自ずと店舗面積は郊外型より小さくなる)のに対して、デカスロンは郊外型の独立店舗が多く、面積も広く、並べられる商品も多く、店内も広いので店内で体験することもできます。デカスロンはこのスタイルが売りなのですが、アルペンの領域であるショッピングモール内店舗への進出を始めようとしているようです。これに対して総経理は日本の商品はきめ細やかで品質がいいのでデカスロンを恐れることはないと考えているようです。メディアの取材なので弱気な発言はできないのでしょうが、もうちょっと警戒心があってもいいのではないかと思いました。

 

 デカスロンとアルペンの違いとしてPB商品とNB商品の比率の違いがあります。デカスロンで販売されている商品は大多数がPBで、NBは非常に少なく、アルペンはPBが70%、NBが30%あります。アルペンのPBは10数種類ありますが、同類の商品であればPB商品の価格はNBの半分くらいでターゲットはミドル層においています。一度上海のアルペンで買い物したことがあります。残念ながら客数はまばらでしたが、価格は思ったほど高くなく、いや、むしろ安く、いい買い物ができたと思ってます。

 

 最後にもう一つアルペンの特徴。ゴルフ用品の売り上げが日本では多く、中国でもゴルフ用品売り場に力が入ってます。そういえばデカスロンではゴルフ用品を見かけた印象がないですねえ。そういう意味では差別化ができているということなのですが、中国のゴルフ用品市場、一時盛り上がったものの、贅沢禁止令等の関係もありここ2年は45%の落ち込みだそうです。しかしまだまだ中国のゴルフ用品市場は伸びているとみており、その理由として、日本には2500のゴルフ場がある一方で、中国には250しかない点を挙げています。ここで素朴な疑問なのですが、そもそも中国って250しかゴルフ場がないものなのでしょうか。こんなに大きな国なのに。正規の認可を取得したのが250しかなく、公園名目で作ったいわゆる非正規のゴルフ場がたくさんあるのではないでしょうか。とにかく250じゃきかないでしょう。また、最近では非正規のゴルフ場が閉鎖させられているというニュースも聞かれますので、実質的にはゴルフ場は減少傾向にあるのではないかと思います。加えて上にも書いたように贅沢禁止令。普通に考えればきっとゴルフ用品市場も右肩上がりで伸びていくのでしょうが、この二つのマイナス材料って結構キモだと思うんですよね。

 

 ショッピングモールの増加とゴルフ用品市場の潜在力、プラス要素とマイナス要素を比較した場合、果たしてどちらの要素のほうが強いでしょうか。日本を代表するスポーツ用品店として頑張ってほしいと思います。

なんでもネット

 中国のネット販売は日本でもよく知られるようになってきていますが、ネットで普通の買い物する以外にもランチの出前なんかもネットでできたりします。このあたりまでは利用したことのある人もも多いかと思うのですが、最近ちょっと面白いサービスを使ってみました。洗濯とお掃除です。

 

 まずは洗濯から。ネットによるクリーニングサービスです。

 

 

 ネットで注文すると洗濯ものを取りに来ます。今回はスラックスを出したのですが金額は19元(約380円)。決して安いとは言えないですが、やはり取りに来てくれるのはありがたいです。もちろん選択を終えればまた持ってきてくれます。とても楽ちんです。ちなみに3日後にはできるとのこと。クリーニング屋まで行かずに済むのは便利です。クリーニング屋の集配サービスがネット化したものと考えればわかりやすいですね。

 

 次は洗濯よりもありがたいと思ったサービス、家事サービスです。

 

 

 オフィスビルのロビーでこのサービスを提供する会社が営業していたのですが、景品欲しさにやりとりしたのが、結局はアカウント登録してしまい、結局ちょっと試しに使ってみることにしました。1時間30元、2時間だと60元ですが、30元の優待チケットをもらいました。これはネットで掃除をして欲しい日時を指定するとお手伝いさんが家にやってくるというサービスです。初回は土曜日午前中に来てもらいました。余りに家の中が乱れていたせいか、当初2時間の予定がトータルで3時間掃除してもらい、合計90元のところ優待券を使って60元。かなりきれいになりました。アイさんは次の家に行くのが間に合わないかもしれないと言いつつ、とことん掃除してくれました。駐在員だと週に1-2階アイさん(お手伝いさん)に掃除しに来てもらっている人も多いかと思いますが、そんなに頻繁に来てもらうつもりがない人にとってこれはいいサービスだと思います。今現在アイさんに定期的に来てもらっていないので相場観をよくわかってないのですが、このサービスで1時間30元は、たまに来てもらう分にはとてもいいのではないかと思います。仮に週に一回2時間として、毎月8時間とすると240元、ざっと5000元弱で毎週綺麗にしてもらえるのです。組織としてやっているので、何かがあった時のクレームもおそらくしやすいでしょうし、私はとても満足しました。支払いは現金または微信支付。

 

 しかし、なんでもかんでもネットで事が済むようになってきてます。このあたりは日本よりは全然進んでますな。

2015中国国際教育展に行ってきました

上海国際教育展なるイベントの視察に行ってきました。各国の色んな大学が一堂に集まり中国人学生の募集に向けてアピールする場と考えればいいと思います。このイベント、今まで行ったことはなかったのですが、今回については山梨学院大学のお手伝いをしている関係もあって行ってきたのであります。

 

人気はやはりアメリカ。

 

 

イギリスもまあまあか。

 

 

ざっと見た感じ、ドイツ、カナダあたりもかなり力が入っていたように見受けられます。後面白いところでは金融機関のブースも見られました。留学にあたって資金が必要な場合のファイナンスのお手伝いをアピールしていました。なるほど。

 

さて、我らのブースです。

 

 

山梨学院大学というと駅伝やレスリングといったスポーツの印象が強いかもしれませんが、実は国際リベラルアーツ学部というのを設立し、ここに来てもらう学生を集めようとしているのです。秋田にある秋田国際教養大学をイメージしてもらうのがいいかと思います。山梨学院大学国際リベラルアーツ学部(iCLA)は人学年の定員が80人、このうち留学生を約半分、授業はすべて英語、そして教授陣もそうそうたるメンバーです。日本に来る留学生は大学に行きつつアルバイトもする人も多いですが、ここではアルバイトなんてする暇はなく、勉強付けになります。今までの山梨学院大学とは異なるイメージ、コンセプトの学部です。何分初出展であり、できたばかりの学部で知名度的にもまだまだこれからですが、中国の色んな高校に一軒ずつ当たるという地道な活動も着々と成果が出つつあり、今後の可能性が大いに期待できそうです。