Date: 12月2015

海賊版DVDショップがショッピングモールに進出

元々上海水城路にあったDVDショップがなんと星空広場という小型ショッピングモールに移転してます。明らかに知的財産権を侵害している商品だらけの店がショッピングモールに入店できてしまうとは。それと、こんなところに店舗を構えることができるなんて、よっぽど儲かるんですな。

 

 

 

この店舗の中で聞いた会話ですが、最近日本のテレビをリアルタイムで流すネットテレビが見れなくなったとのこと。この話題は最近どこに言っても聞こえてくる話題なのですが、それが見れなくなってしまったので年末年始をこちらで過ごす単身赴任者あたりはDVDでも買いこんで時間をつぶそうとしているようなのです。ネットテレビがおかしくなったおかけでDVDショップは繁盛するわけですね。

 

こんな立派な店舗を構えるところもあれば、DVDを荷台に積んで売り歩いている人もいます。そういう人と会話したことがあるのですが、中国の動画サイトでいろんな番組が見れるようになったため、昔と比べてやはり商売に影響が出てきているとのこと。まあ、そりゃそうですよね。中国の動画サイト、恐ろしいくらいのスピードで日本のドラマがアップされてます。このスピードでアップされればネットテレビすらいらないと思いますし、そもそも膨大な量の番組がアップされている動画サイトはかなり使い勝手が良いです。確かにネットテレビもあればあればでそれなりに重宝するのでしょう。私も以前はプロレス番組見たさで契約してましたが、それはCS放送であり、CS放送を見るためにはパッケージプランで地上波+BS+CSという最も高いプランに加入しなければならず、毎月お金を払うのもばかばかしくなってきたので、今ではすっかり動画サイトで見るようになってます。映画に関していえばさすがの中国の動画サイトも中国語字幕どまりなので、中国語があまり理解できない人であれば日本語字幕の入ったDVDのニーズはまだまだありますね。

 

しかし、みせしめで海賊版DVDが処分されることが時々報道で紹介されますが、この手のDVDショップもなかなかなくならないですね。

8割以上の従業員が3割以上の賃上げを希望

人件費コストがかなり上がってきている中国。それでも従業員としてはより高い給料が欲しいもの。経営者としては安い給料でしこたま働いてほしいと思う人もいれば、成果・努力に見合った給料をちゃんと支給したいという人もいます。さて、そんな会社と従業員の関係、お互いはどのように考えているでしょうか。北京でランダムに行われた調査の結果を紹介します。

 

1.従業員

90%が現在の給料に不満。

10%が賃上げを要求。

80%が賃上げしてほしいけどもいい出せない。

62%が3から5割上げてほしいと思っている

21%が5割以上上げてほしいと思っている。

3割以上上てほしいと思っているのが83%ということになりますが、厚かましいにもほどがありますな。私もサラリーマン時代はもっともらいたいとか、もっともらってもいいはずと思ったりしていましたが、今思い返すと単に欲望にきりがないだけで、働きに見合う、いや、分相応以上のサラリーをもらっていたと思います。サラリーマンのままでいればいつまでも欲望にきりがなくもっともらいたいと思っていたかもしれないですね。さすがに3割アップとか5割アップまでは想像すらしたことはなかったですが。しかし、3割とか5割も上げてほしい人って、ちゃんとそれだけのパフォーマンスを出しているのかね?

 

2.経営者

11%が賃上げ計画なし

83%が賃上げ計画あり

82%が賃上げは業績に基づく

そして、従業員が賃上げを要求した場合の経営者の反応というのが、

58%が統一的に段取り。⇒まあ、一人だけ上げるわけにはいかないので、上げるにしても全体を見てということでしょう。

22%が状況を考慮する。⇒なんとも温情的な。

13%が不可能。

 

3.転職

さて、思い通りの給与を得られない従業員は、より高額な給与を求めて転職する人も出てきます。

13.7%が新勤務先の入社手続き中または現勤務先の離職手続き中

39.3%が履歴書を更新。

37%が転職の意向を示す。

中国の羨ましいのは(中国に限らないと思うが)、日本と比べて転職するという行為が割と当たり前なこと。日本でも以前と比べて転職する人が増えてきましたが、やっぱりまだずっと同じ会社で勤め上げるという人が多いでしょう。、退職金制度なんかも長年勤めている人が優遇される建付けになっているので、経済面を考えた場合、給料がそんなに上がらない転職は障害所得で見るとマイナスになることは十分あり得ますよね。

 

世界初の生物工学によって作られた角膜「艾欣瞳」

中国再生医学国際有限公司は中国器械、国控陕西、広東三信、天津生物、浙江衛材、江蘇淮海等の有名な医薬企業と戦略協議を締結し、全国範囲内で正式にこれを販売することになりました。

中国は世界で最も盲人の多い国の一つであり、2010年の報告によると、盲人が824.8万人で、これは世界の18%を占めています。このうち、角膜疾病は失明をもたらしやすく、発展途上国では白内障に次いて失明の原因となっています。2006年に行われた調査でも角膜病により盲人となった患者が約400万人、この85%が感染性角膜病が原因で、毎年角膜盲患者が10万人も発生しているとのことです。角膜は移植できるものなのですが、毎年の献体数は5000にに満たない水準にあります。遺体を提供するというのは抵抗があるようですが、このあたりはおそらく日本も同じで、アジア的な考えなのかもしれません。

 

さて、これが発売されることで、角膜移植さえできれば失明することもなかったようなケースでも、失明を防ぐことができることが期待されるわけでありますが、果たしてどの程度の価格になるでしょうか。あんまり現実離れした金額だと一般庶民には関係ない話になりますし、かといってあんまり安いものだと本当に大丈夫なのかという疑念が出てしまいます。そして調べたところ価格は約1.5万元(約30万円)ののこと。これが一つなのか一組7日分からないのですが、決して手の届かない金額ではないですね。5月に発表された試験結果によりますと、総有効率が94.44%、治療後の効果も角膜移植に近いレベルにあるとのことです。なかなかの水準ですね。こういうものが中国発で作られる時代になったのですね。とはいうものの、この分野での中国企業はブランド力がないので、欧米企業のどこかで同じようなものが作られればすぐにそっちの方が人気が出てくるような気がします。自分をその立場に置き換えてみればわかると思うのですが、同じようなもので中国企業製品とフィリップス製品があればそりゃあフィリップス製品を選ぶでしょう。技術力を竹馬手こういう製品を作れるようになるのはもちろん大事ですが、中国企業の場合はもう一方でブランド力もつけていかないと製品のプレゼンスもなかなか上げていくのは難しいでしょうね。