Date: 2月2016

越境EC税収改革が4月よりスタートか

 越境ECにとってビジネスモデルに影響を与えうる政策変更が行われようとしています。4月8日よりスタートすると噂されていますが、全国一斉にというわけではなく広州からスタートするというう見方があります。税関から正式に発表されていませんが、大枠はほぼ固まっており、次のような内容です。

  (1)一回の取引限度額2000元(従来の1000元より1000元アップ)、個人年間取引限度額2万元。

 (2)限度額内の商品の関税率は0%。限度額を超える場合、超過部分について一般貿易方式に準じて徴税。ひとつの分割できない商品の価値が2000元を超過する場合、一般貿易に従って輸入貨物全額に対して徴税。

 (3)輸入環節の増値税、消費税に対して30%減免(大部分の消費税の関係ない商品について、納税額は17%×70%=9%)。実施状況に基づいて適宜調整。

 (4)50元の徴収免除限度額を取消。

 

 主な商品カテゴリーの納税率は次のようになります。

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 これらによる生じると言われている影響を見ていきましょう。

 

1.低価格品の値上げ

 保税区を通じて輸入するスキームは行郵税がかかるのですが、その税率が上がるということは、当然値上がりにつながります。多くのケースにおいて行郵税50元が発生しない金額の商品、つまり低価格の商品に適用されていることから、この恩恵を受けていた商品の値上げは必至でしょう。逆に高額品は納税額が減りますので、有利になると言えます。

 

2.直送モデルは影響小

 高額品は納税負担を避けるために直送されるケースが多いです(もちろん100%納税を回避できるわけではありません)。どういうことかというと、行郵税が発生するレベルの金額の商品は、あえて保税区を通さず直送するケースが多いです。直送の場合、本来ならば行郵税が発生するものであったとしてもお目こぼしされるケースが多いのです。個人の一回あたりの取引限度額が1000元から2000元に引き上げられることもあり、直送個人輸入貨物の検査が強化されることが方針としてはっきり出されるようなことがなければ、直送モデルが採用されるケースが増えていくでしょう。

 

3.商品によっては一般貿易に移行

 越境ECで個人輸入する場合は小売価格に対して課税されます。一般貿易は仕入れ価格に対して課税されます。そのため、新政策に基づく税率を適用する場合と一般輸入に際して発生する輸入税を比較した場合、一般輸入のほうが有利になるケースも出てきます。ベビー関連とアパレル関連商品が一般貿易のほうが有利になるのではないかといわれています。

 

 新政策が始めるとしても4月以降と予測されていますが、それまでの間在庫調整的な動きが発生するかもしれません。ビジネスモデルを変えさせてしまいうる政策変更であり、今後色んな見方が出てくると思いますが、そのあたりフォローする必要がありますね。

2015年中国社会消費品小売総額は10.7%増

 チベットを除く社会消費品小売総額の統計数値が出ています。全体で見た場合前年比10.7%増で、これより上回っているか下回っているかでその土地の社会消費の優劣がわかると言えます。成長率が10%を切っているのが、河北省、遼寧省、北京市、上海市、黒竜江省、吉林省、内蒙古自治区、山西省、甘粛省、新疆自治区、寧夏自治区、です。北京と上海が平均値を下回っているのですね。

 

 ボリュームを見ますとトップ3は広東省、山東省、江蘇省で、これは前値と変わらずですが、成長率はいずれも全国平均を下回っています。

 

 成長率が12%を超えているのが、河南省、四川省、福建省、安徽省、重慶市、雲南省で、特に雲南省は15%を超えています。地名を見る限り、確かにビジネスとしても面白そうな名前が並んでいますね。

 

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伸び行く中国ジョギング市場、市場規模は50億米ドル

 つい最近ジョギングを始めました。以前もやっていた時期があるのですが、なんとなくやめてしまい、走らないといけないなあと思っていたところ今回はビチっと決めていこうと覚悟を決めて走り始めました。

 さて、中国でもジョギングする人は見かけます。日本ほど多くないですが、それでも健康意識が高まってきたのでしょうか、以前よりずっと増えていると思います。

 

1.マラソン大会参加人数

 下表をご覧ください。アメリカと中国を比較しているのですが、ここではアメリカ(ピンク)のことは忘れて中国の数値だけ見ていきましょう。マラ祖損大会参加者が急増しており、2015年は2012年の3倍にもなります。

 

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赤:中国のマラソン大会数

オレンジ:マラソン参加人数

ピンク:アメリカのマラソン大会数

青:完走人数

 

2.マラソン大会開催都市

 2015年は前年より34都市も増えて79都市で開催されています。

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3.ジョギングする人の属性

 大学卒業以上の学歴を持つ人が67%、企業の管理ポジションにある人が28%います。そして家庭平均収入は10,699元と、これは運動しない人よりも36%も上回っています。一言で言えば、インテリが多いということでしょう。こういう層が健康式が高いということが言えるかと思います。繰り返しますが、私も最近ジョギングを始めています!

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4.用品購入

 ジョギングが盛んになるにつれ、スポーツ関連売り上げも増えていくことが予想されます。下表を見ますと、走り始めた人の消費ですが、スポーツシューズを買う人が80%、スポーツウェアを買う人が70%、スポーツ飲料を買う人が61%、その他運動アイテム(シューズとウェアを除く)が41%、フィットネスクラブ会員カードを買う人が30%に達しています。

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5.スマート商品

 スパートフォンを持つ人が81%、スマートウォッチを持つ人が91%、アクティビティ・トラッカーを持つ人が57%います。これらも結構な消費ですね。

 

6.運動アイテム消費

 運動アイテム(ここではシューズとウェアを含む)に対する消費もなかなかなものです。潜在的ランナー、一般ランナー、コアランナーとジョギングの本気度が上がるにつれて消費金額が上がりますが、コアランナーだと4594元、潜在ランナーでも2333元も消費してます。個人的にはどうしてこんな日費用がかかるのかわかりませんが、ちょっといいものを揃えようとするとこれくらいいってしまうのでしょう。

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7.スポーツ用品ブランドの売上

 主な企業のグレータ―チャイナ地区の売上高を見てみましょう。ジョギング関連だけでなく、各ブランドの全体売り上げになりますが、ナイキが30.67億米ドル(3,496億円)、アディダスが20億ユーロ(2,492億円)、李寧(中国ブランド)が3.64億元(63億元)の売上高です。ジョギング用品比率は20%を超えており、バスケットボールやサッカー用品を超えています。しかし伸び率もそうなのですが、中国だけでナイキとアディダスってこんなに売っているんですね。

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8.ジョギング市場の規模

 中国のジョギング関連の市場規模は50億米ドル、なかなかのものです。これがまだまだ増えていくでしょうから、さすがに放ってはおけませんな。

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中国の不動産価格の最新状況

国家統計局が2016年1月度の70の大中都市の住宅販売価格変動状況を発表しました。前年同月比、新築住宅(保障性住宅を除く)の価格が下落したのが45都市、上昇したのが25都市です。前月比で見ますと、下落したのが24都市、上昇したのが38都市、そして8都市が横ばいです。要するに、まだまだ上がっている都市はたくさんあるのです。上海にいるので上海について言えば既に相当上がっており、この期に及んでまだ上がるのかという感じで、実に前年比21.4%も上昇しています。不動産バブルももうじき崩壊ということが最近しょっちゅう聞こえてきますが、それでも上海では発売初日に売り切れてしまうマンションが今でもあります。まるで中島みゆきやLOVE PSYCHEDELICO のライブのチケットのようです。すぐに売り切れてしまいます。そして、最も上昇率が高いのが深圳で、前年同期比52.7%上昇、下げ幅の最も大きいのが湛江でマイナス4.9%です。深圳の上がり方が異常としか思えません。上海の上昇も述需が多いからという人もいますが、深圳のこれは実需だけでは説明がつかんでしょう。

 

新築

2016年1月大中70都市新築商品住宅価格指数(环比:前月比、同比:前年同月比)

 

 次に中古住宅を見てみましょう。前年同月比で見ますと、マイナスとなったのが29都市、そして上昇しているのが40都市、横ばいが1都市です。前月比で見ますと、マイナスとなったのが25都市、そして上訴輸しているのが37都市、横ばいが7都市です。個々でも深圳の伸び幅が目立ち、前年同期比なんと49.7%のプラス、マイナス幅の最も大きいのは錦州で8.1%です。

 

中古

2016年1月大中70都市中古住宅価格指数(环比:前月比、同比:前年同月比)

 

 全体的に、大都市は上昇、地方都市は在庫がたまっていると言われていますが、確かに大都市はどこもかしこも上昇しています。日本人になじみのある都市で観光都市の桂林以外で下落しているところはありません。

 

 北京・上海・広州・深圳といった大都市はこれを見る限りまだまだ上昇圧力があるように見えますが、一方で、三・四線都市は在庫がだぶついていると言われており、何かしらの対策を打たない限り(対策を打ったとしても)、供給過多の問題は解決できそうにない状況にあると言えます。不動産相場が崩れて経済がおかしくなってというのは望ましい動きではないですが、三・四線都市の動きのほうが理解しやすいですね。北京・上海・広州・深圳、特に深圳の動きは以上としか言えず、どこかの段階でババ抜きが始まるに違いないと思いつつ、それがなかなか始まらないところが中国の不動産のわからないところですね。中国の不動産の動きは読めん。

中国における日本車販売が上昇基調

 下表は中国における2015年の高級車の販売台数です。

 俗にBBAと呼ばれているベンツ(奔驰)、BMW(宝马)、アウディ(奥迪)ですが、この3つだけで高級車の8割のシェアとなっています。そしてなんといってもベンツがなんと前年比32.6%と大きく伸ばしており、BMWは微増、アウディは微減となっています。アウディは政府機関でよく使われている印象があるのですが、引き締めの雰囲気の中でマイナスとなってしまっているのでしょうか。

 そしてレクサス(雷克萨斯)、前年比13.1%となかなかの伸びです。第一グループのBBAとはまだまだ差がありますが、第二グループだとジャガー(捷豹路虎)の次に位置しています。ジャガーの落ち込みぶり(▲24%)からすると、今年中に第二グループのトップに立つことは十分に考えられますね。

 車

 

 さて、上記は高級車についてですが、全体的に見た場合の日本車も挽回基調にあるようです。日系ブランド車の2016年1月の実績は前年比9.4%~32・1%といい数字が出ています。まだ1ヶ月目とはいえ明るい話です。よくなった要因として言われているのが、①新製品投入、②価格優遇の拡大、③ドイツ車のシェア下落の取り込み、と言われています。1月のこの勢いがずっと続いてほしいですね。

中国人女性の化粧品消費

2015年の中国の化粧品小売り取引規模は4,843.9億元で、これが2018年には8000億元を超えると予測されています。これに関してアイリサーチ社が《2015年中国女性デジタルファッションユーザー白書-ビューティーコスメ篇》を発表していますので、これについて紹介します。

 

1.高額消費者比率のトップは西部地区

8000元以上を高額消費と定義しますと、この比率が最も高いのがなんと西部地区です。ただし、高級スキンケア類の購買率は全国平均よりも低くなっています。つまり、高額消費となっているのは高額品を購入するわけではないのですが、購買頻度が高いことによります。

 

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左:スキンケア 右:化粧

 

2.都市等級による化粧品の購買性向の違い

当たり前といえばそうなのですが、都市の等級が高いほど消費が大きくなっています。化粧品で見た場合、超級都市は5000元以上が35.9%と最も多いのに対して、その他の都市は1000元以下がほぼトップを占めています。スキンケアではなく化粧に関しては先端都市とそれ以外ではまだ購買性向が乖離しているようです。

 

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左:スキンケア 右:化粧

 

3.国籍別購買率

日本の化粧品はアジア人向けだから中国でも受けるとか、最近は韓国化粧品が伸びてきているとか言いますが、下記データを見る限り都市等級に関わらず、スキンケアるで最も売れているのは欧米系、その次が中国地場系であることが一目瞭然です。化粧品に関しては欧米系、日韓系、中国地場系の順番となります。

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左:スキンケア 右:化粧

 

下記棒グラフは全体データと大学生データの比較です。日韓系は価格が欧米系ほどでもなくコスパが良いということもあってか、全体データと比べて相対的に大学生は好んで使用していることがうかがえます。

 

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左:スキンケア 右:化粧

 

4.化粧品購買の動機

なぜその化粧品を購入するのかというデータです。化粧品の購買の原動力は、ニーズに基づいて購入するというのが最も大きく、購買を刺激する要素としては友人の勧め、販促の二つの要素が半数を超えています。広告宣伝は33.5%に過ぎず、これは達人推薦の38.3%よりも下回っていることから、化粧品購買における口コミ要素の強さを証明していると言えます。

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左:スキンケア 右:化粧

 

化粧品購買に際して重視する要素として、品質、功能効果、口コミ評価がトップ3、ここでも口コミの強さが示されています。

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さて、ここでも全体データと大学生データを比較してみます。友人の勧めを除けば、販促が購買を刺激しているという結果が出ています。販促湖による刺激は全体データと比べると8ポイントも大きく、広告よりも強く刺激していることがわかります。学生ですから、社会人ほどお金もなく、価格による影響が大きくなるのだと言えます。

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左:購買刺激要素 右:重視する要素

 

次に全体データとハイクラスを比較したものです。ハイクラスの方も口コミはもちろん重視するのですが、相対的に広告や達人による推薦のポイントが高いという傾向が見て取れます。

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左:全体 右:ハイクラス

 

5、年間消費

年間消費金額を見ていきます。スキンケアは3000元以下で半分近く、化粧品だと6割近くになります。しかし、1万元以上消費している人もそれぞれ16.6&、13.5%と決して小さな比率ではありません。

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左:スキンケア 右:化粧

高級品・中級品・低級品の比率を見ていきます。スキンケアも化粧品とも高級品の購買率が最も高くなっています。金額的には3000元以下で押さえられていますが、高級品を購入する比率が最も高くなっています。

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左:スキンケア 右:化粧

結論的には、ハイクラスの消費者はミドル・ローエンド商品を購入せず、ミドル・ロークラスの人でも高級品を購入するということが言えるかと思います。日常的にはほどほどのものを使いつつ、ここ一番の時には高級品でキメているのではないかと思います。

中国越境ECプレーヤートップ50

今注目の中国越境ECプレーヤーのトップ50です。ランキングを見る限りはプラットフォームを持っているところだけのようで(たぶん)、例えば天猫に出展しているプレーヤーは入ってないようですが、それを踏まえたうえで見ていただければと思います。

しかし50もあると知らない名前のところも多いですねえ。なんでもかんでも販売してそうなサイトから、名前からして商品カテゴリーを絞り込んだサイトもありますね。

しかし、個人輸入に適用する行郵税率の見直し、一般貿易における関税率の引き下げ、これらの両方が作用すると輸入に際して発生する税率に大差なくなる商品も多くなっています。越境ECビジネスもそろそろ折り返し地点くらいには来ているかな?

 

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中国179売場の2015年の業績、半数以上が下落

中国全国にある179の売り場の業績です。半数以上が下落してます。このうち、8つが2014年または2015年に開業したばかりのところですので、あまり参考にならず、その他171か所を中心に見ていくことになりますが、半数以上が前年比マイナスとなっています。個人消費は堅調と思われていましたが、売り場の状況を見る限りは必ずしもそうとも言い切れないようです。落ち込んでいるのは百貨店が多いです。

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前年比プラスが39%、前年比マイナスが55%という結果です。百貨店の落ち込みが目立っており、前年比マイナスとなった95施設の売り場のうち87施設が百貨店で、なんと92%も占めています。そして前年比10%以上ものマイナスとなったのが40施設もあります。高級品主体となっている百貨店がぜいたく品引き締めの流れの中で落ち込みが目立つという論評がありますが、なんとなく百貨店も斜陽産業化しつつあるようにも思えます。

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前年比プラスとなった66施設のうち、ショッピングモールが48%、百貨店が44%、アウトレットが8%を占めています。このうち、10%以上のプラスとなった28施設のうち21施設がショッピングモール、3施設がアウトレットです。

百貨店が斜陽産業化しつつあるのではないかとか書きましたが、それでもいまのところこの統計では百貨店の業績が2004億元に対して、ショッピングモールが1123元、まだまだ百貨店の比率が大きいのが現状です。

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ショッピングモールの平均売上高は22億元で、これは百貨店の16.6億元よりも大きくなっています。面積が違うから当たり前といえば当たり前なのですが、百貨店もそのうち日本と同じような道をたどっていくような気がします。ショッピングモールはというと、これはこれで作り過ぎという問題がありますので、その辺が気になりますね。

北京・上海・広州・深圳の店舗賃料状況

中国のショッピングモールの賃料について見ていきましょう。下表は北京・上海・広州・深圳の高級ショッピングモールの1階テナントの平均賃料です。深圳が前年比0.5%プラスとなっていますが、その他都市は軒並みダウンしています。供給量が増えたため下がっており、ニーズはまだまだあるという見方があります。それは下落したいずれの都市も同じ状況のようです。さて、上海の高級ショッピングモールの賃料、果たしてどれくらい高いのでしょうか。トップの上海の水準が1164元/㎡/月、ツボに引き直すとだいたい7万円/坪/月になります。

(出所:高力国際研究部)

これがどれくらい高いのかは比較するのが一番わかりやすいと思いますので、銀座の賃料をちょっと調べてみました。

(出所:日本不動産研究所)

銀座の1階店舗の平均が63900円なので、中国の高級ショッピングモールより少し安いレベルとなっています。上海は銀座よりも高いのですね。

さて、北京・上海・広州のショッピングモールの賃料が下がってるのは供給量が増加したことに依る問うことですが、果たしてどれくらい増加したのでしょうか。

(出所:高力国際研究部)

 

この棒グラフですが、全体面積ではなくて新たに増えた(増える)面積のデータです。広州がほぼ昨年並みに増加するというだけでも驚きなのですが、北京・上海・広州あたりは昨年のほぼ倍ですよ。大丈夫かなと思うのですが、それでもそれなりに予約は入っている模様。これは高級ショッピングモールだけの話いで、確かに高級なところはちゃんと埋まっていいます。このランクあたりだとまだまだ人気が根強いんですね。

MUJI vs ユニクロ vs H&M in 上海

なかなか面白いデータを見つけました。上海の淮海路沿いに並ぶMUJI、ユニクロ、H&Mを軸にその客層や購買性向にまで踏み込んだ調査データです。

 

1.平日の客の流れ

 

2.週末の客の流れ

 

1と2を見ると、さすがどれも旗艦店だけあって、平日だろうが休日だろうがたくさんの人がやってきているのがわかります。

 

3.時間帯別来客

どの店舗も午後2時から4時までがピークです。それにしてもMUJIが圧倒的に多い。MUJIは飲食スペースもあるため、昼食時と夕食時に客数が増える傾向にあることがわかります。

 

4.来客構造

どういう構成でお客さんが来ているかの比較です。

MUJI:カップルが40%、女性同士が30%、1人が20%、ファミリーが10%

ユニクロ:ファミリーが60%と最大、女性同士20%、カップル15%、1人が5%

H&M:1人が50%、カップルと女性同士がそれぞれ20%、ファミリーが10%

ブランドによって来客構成が違いますねえ。なんとなくひとくくりにしてしまいますが、ちゃんと顧客ゾーンがわかれているということですね。

 

5.客層

MUJI、ユニクロ、H&M、それぞれの客層の違いです。年齢から性別から学歴から価格敏感度から購買回数までほとんどが違ってます。しかし、言われてみれば個人的この3つのブランドだと私はH&Mはほとんど行かないですね。

 

6.好んで買うもの

これはそのお店で何を買うというのではなく、そのお店に行っている人がどのような買い物をする傾向にあるかという統計です。ユニクロに行くような人は衣類を買う人が多い、MUJIに行くような人は家庭用品を買う人が多い、H&Mに行くような人は食品を買う人が少ないといったところですね。

 

7.ネットで見るもの

いずれも動画市跡がトップ。確かに動画サイトを見ると時間を忘れてしまうことがあります。で、その後が違ってくるのですが、特にMUJI、読書、ゲーム、デジタル家電が2・3・4位に位置付けられており、ちょっと引きこもり的な感じを受けます。

 

8.オンラインVSオフライン

いずれのブランドでも店舗外が多いのですが、ユニクロのネット買いの比率は40%もあるのですね。買い物って見て楽しみながら買うという行為でもあると思うのですが、見なくても買っていい類の商品が多いということなのでしょう。

 

9.レジ待ち時間・時間当たり購入件数・実際買い物率

レジ待ち時間を見てみましょう。お客さんの多さにもよると思うのですが、H&Mが一番短く、MUJIが一番長い。しかし、実際に購入している件数はH&Mが一番短い。これって客が少ないっていうことかな?しかし、ユニクロは成約件数が多い割に時間が短く、レジさばきがなかなか効率的ですね。

そして中国語で提袋率(袋を下げている率)という表現なので実際買い物率と翻訳しましたが、ユニクロとMUJIに来る人は半分以上が買い物して帰るのですね。自分の普段の行動から考えるとかなり高い数値のように感じました。

 

いやあ、なかなか面白いデータでしたね。それぞれのブランドに特徴や癖ってあるものなんですね。