Date: 9月2018

最新の一線都市から五線都市のリスト

 中国の都市の規模間やランクを示す用語で●線都市という言い方があります。北京・上海・広州・深圳あたりが一線都市ですよね。特に明確な定義があるわけではなく、それぞれ発表する期間が決めた定義で、今回のリストは第一財経·新一線都市研究所が中国の338の地級以上の都市に対して行ったものです。

 

 では、まず一線都市から見てみましょう。この辺りはどこのリストでも同じ4都市になりますね。

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最近は一線都市と二線都市の間で1.5線都市や新一線都市という呼び方がありますが、ここでは新一線都市という呼び名でリストアップしています。個人的に言ったことがない年もありますが、鄭州や東莞あたりでも新一線都市なんですね。

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 では、二線都市。二線都市の中でもこれはランク順に並べられており、なんと昆明が二線都市でトップで、大連よりも上です。かつては北の香港とも呼ばれていた大連ですが、上がりきらないまま他の都市がどんどん上がってきているといえます。

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 そして三線都市。珠海って三線都市なのか。意外。パラパラと聞いたことのないと氏名が出てきます。

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 次は四線都市です。黄山や麗江といった観光地が上がってますねえ。この二つは観光地としては一線レベルかな。

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 最後に五線都市です。観光で行ったことのある都市がパラパラあります。その時のイメージがあるので。五線都市のレベルがなんとなくわかりました。

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 ご参考まで!

中国の大学新卒初任給格差

 日本の大卒初任給は一部の特殊な職種や外資系企業などを除き、いまはだいたい20万円前後なのかなと思うのですが、どこの大学を出ているとかあんまり関係なく、企業が大学新卒の新入社員に対する給料は統一されていると思います。ところが、中国では出ている大学によって初任給がかなり大きく差があるようです。

 

 赶集網が95後の新卒者に対して調査を行った《2018年卒業生就業報告》によると、彼らが期待する平均給与は6174元となっています。これはあくまで平均で、どこの大学を出ているのか、どの学部を出ているのか、これも大きな要素なのです。では、大学新卒給与トップ200を見ていきましょう。

 

 2017年卒業というのは就職して1年未満なので、ほぼ初任給の水準であるといえます。2015年卒業や2013年卒業の金額も出ていますが、これは単純に勤務経験を積み重ねるうちに昇給していったものです。初任給で見た場合、清華大学理工学部がトップで9065元、なんと上海市の2017年平均賃金の7132元をはるかに上回っています。第20位の上海対外経貿大学でも8500元です。

 

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 これは全国トップ200ののうちのトップ20の数字ですが、上海市内の大学だけを抜き出したものがこれです。一番最後の上海海洋大学農林学部で6264元です。トップの上海交通大学総合学部の9010元の3分の2くらいです。かなり差があります。

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 それでは、全国トップ200全てを見てみましょう。トップの清華大学理工学部9065元に対して、第200位の西安建築科技大学が3394元で約3倍の違いです。しかも西安建築科技大学の2013年卒業生の平均賃金は4925元で、もう5年も働いているというのに、同じ大卒なのに清華大学理工学部の新卒初任給の約半分とは。。。日本も学歴社会といわれてます(以前ほどではないのかな?)がこれだけ給与格差があるのを見てしまうと、どうみても中国のほうがよっぽど学歴社会といえるでしょう。

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中国全土で住宅家賃が上がってる!

 中国房地産業協会より全国の賃料に関するデータが発表されています。これを見ると軒並みアップしています。物価上昇のおり、家賃が上がるのはわかるのですが、それにしても上昇率が高くないか?グラフを見ると、前月比と前年比の上昇率が赤字で表示されているのだが、前年比で見ると、一線都市だと北京(+21.89%)、重慶(+26.44%)、広州(+21.64%)、上海(+16.46%)、深圳(+29.68%)とかなりの上昇率。家賃交渉なんて普通は1-2年に一回しかしないので、実際に自分が当事者にならないと実感がわかないのだが、この数字を見ると次の更新は覚悟しとかないといかんですな。みなさんも心して更新交渉をしましょう。

 

 二線都市を見ると成都なんて30%以上も上昇しています。普段の買い物でも思うのですが、本当に値上げに躊躇しないのが家賃上昇率からも垣間見られます。しかしどうなんでしょう、みなさんの家賃ってそんなに上がってますか?

 

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スターバックスVSラッキンコーヒー

 中国で最近台頭しているラッキンコーヒーとスターバックスを比較している記事を見つけました。らっきんコーヒーは神州優車というレンタカーやハイヤーを提供する会社が母体で、2018年1月1日より北京、上海、天津等の13都市から試営業を開始したばかりのコーヒーショップです。5月時点ですでに525店舗とものすごい勢いで出店しています。ラッキンコーヒーはテイクアウトとデリバリー専門で、近所にないので一度も利用したことはないのですが、結構稲勢いで伸ばしてきているコーヒーショップです。聞くところによると、移動中にアプリで注文し、その時点で決済も済んでいるので天日でコーヒーを受け取るだけというものです。出勤時の地下鉄やバスで伊藤忠に注文して、オフィス近くで受け取る人が多いようです。なかなか面白いので紹介します。

 

1.男女比率

 どちらもほとんど変わらないですが、共通しているのは男性比率がやや高いこと。

 

2.顧客年齢

 顧客の年齢構成もほぼ同じ。ラッキンコーヒーはテイクアウト及びデリバリー専門という特徴がありますが、コーヒーを飲む人という意味ではそれほど大きな違いは生まれにくいということなのでしょうか。

 

3.顧客収入

 顧客の収入分布を比較したものです。スターバックスの顧客が高級取りが多いという結果です。単純に価格差と顧客の収入がリンクしていると考えることもできそうです。しかし、コーヒーを飲む人って偉く収入が高いですな。上海の平均月収が約7500元(上と下の差は激しいですが)であることを考えるとコーヒーを飲んでいるだけで豊かな人というイメージを持ってしまいそうになります。

 

4.勤務状況

 オフィス勤めのホワイトカラーが圧倒的多数です。カテゴリー訳を見るとコーヒーという要素ももちろんあるのですが、近隣にコーヒーショップがあるかないかというのも左右しているように思います。しかしラッキンコーヒーのホワイトカラー比率が突出しています。朝にコーヒーをテイクアウトしてオフィスで一杯飲むことから仕事をスタートする人が多いのでしょう。

 

5.ペルソナ

 江蘇・浙江・上海地区に集中しており、年齢は25-44歳、大卒以上の学歴の“高富帅”(背が高くて金持ちでイケメン)と“白富美”(色白・裕福・美形)が主な顧客群といえます。翻訳が難しかったので翻訳ソフトそのまま使いました。

 

 ラッキンコーヒーの顧客は主に北京・上海・広州に分布しており、ホワイトカラーが圧倒的多数、収入は真ん中より上の人が多いという構成となっています。

 

 ラッキンコーヒーであれ、スターバックスであれ、とにかくコーヒーを飲む人はホワイトカラーで収入が高めの人が多いということですね。中国でも見栄を張るときは高級タバコを吸うのではなくてコーヒー飲むことになってきているかもしれませんね。

 

TNC中国セミナー(2018年10月2日:東京 「これからの中国事業の在り方 ~変わる中国、変わらない中国~」

 米中貿易摩擦が連日のようにメディアで騒がれています。米国が優勢との見方が多い中、米国および中国に事業の多くを依存する日本企業にとっては非常に気になる動きであります。日本にとっては米国も中国も非常に重要な市場であり、難しいかじ取りをしていかなければならないことが予想されます。さらに、米中の間で一応の決着が見られたとしても、あらたに日米貿易摩擦の問題も発生しかねない状況にあります。

 

 すでに中国市場に進出している企業は、今後もそれを伸ばしていかなければならず、これから中国市場に進出する企業も、このような環境を受けてどのような攻め方をすべきか考えていかなければなりません。

 

 今回は冒頭に紹介したような難しい動きの中で、中国事業に焦点を絞ったセミナーを開催いたします。現在中国が推進している一帯一路、消費者市場ではニューリテール戦略、このような流れの中で、日本企業としてどの分野を攻めるべきか、どのように攻めるべきか。また、発展とともに大きく姿を変えた中国にもいまだ変わり切れていない部分もあります。これらについてご紹介することで、今後の皆様の事業展開にお役立ていただきたく考えております。

 

 ご多用とは存じますが、多数ご参加賜りますようご案内申し上げます。 

 

日付 2018年10月2日(火)
時間 受付 13:00 ~ 13:30
講義 13:30 ~ 16:30
会場 新宿アイランドタワー20階

モバフ新宿アイランドセミナールームhttp://www.shinjuku-i-land.com/access.html

講演内容 ・中国経済動向概観

・中国で台頭するニューリテール戦略とは

・一帯一路、中国製造2025にビジネスチャンスはあるか

・これからの注目分野

・変わる中国、変わらない中国

・中国市場攻略に向けてすべきこと etc

講師 呉 明憲 

株式会社TNC リサーチ&コンサルティング代表取締役

拓知管理諮詢(上海)有限公司 総経理

参加費 5,000円(9月29日以降お支払いの場合は7,000円)
・顧問先は2名様まで無料

・弊社と同業の企業については参加をご遠慮いただいております。

定員 50名

 

【お申込み】

■下記リンク先より参加申込書にご記入の上、9月26日までにEメール(info@tnc-cn.com)にてお申込み下さい。定員に到達次第締め切りとさせていただきます。

TNC中国セミナー参加申込書(2018年10月)

【お問合せ】株式会社TNCリサーチ&コンサルティング

      拓知管理諮詢(上海)有限公司

      担当:小塩   Email:info@tnc-cn.com