呉明憲– Author –
神戸育ち。住友銀行入行後、大阪を中心にほぼ一貫して法人業務畑を歩む。上海支店赴任後は中国ビジネスコンサルティングに特化、2005年に日綜(上海)投資諮詢有限公司設立に伴い同社の副総経理に就任し、2011年10月より独立し株式会社TNCリサーチ&コンサルティング代表に就任。
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上海外資企業トップ100【2024年】~高い日米独企業のプレゼンス~
「上海外資百強」なるランキングが発表されています。2025年がまだ終了していないので、これは2024年の数値に基づくものになります。いくつかの項目のランキングがあり、重複している会社も多いため、ランキング入りしている企業は265社、これは上海にはあ... -
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(2025年11月26日)【TNC中国オンラインセミナー】ヒューマノイド新時代~中国『人型ロボット元年』の衝撃~
中国政府が2023年を「人型ロボット元年」と宣言し、国家戦略として本格的な産業育成に乗り出しています。14億人の巨大市場で今、何が起きているのでしょうか? 本セミナーでは、中国の人型ロボット市場の最新動向を解説します。政策背景から主要企業の... -
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TOTO中国事業、岐路に立つ:不動産不況の荒波と構造改革の挑戦
いろんな方とお会いして最近の業況をお伺いすると、新聞やニュースで報道されているように、なかなか思わしくないという声が多く聞こえてきます。ここでどこそこの会社から聞いたというような話を書くわけにもいきませんので、メディアで報道された企業の... -
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くら寿司中国撤退の後ろで、並行して進んでいた特許無効宣告
くら寿司が中国全店撤退と報道されたのが7月頭。店舗は撤退すれど法人は残るとのことなので、今後の展開を見据えた動きに入っているのだと思いますが、今後に期待したいところです。 日系の回転ずしとしてはま寿司とスシローも参入してきており、くら寿司... -
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上海から蘇州へ――長江デルタ企業移転と産業再編
【に】 近年、上海を拠点としていた製造業企業が、次々と長江デルタの周辺都市へと移転しています。機械設備や化学工業を中心に、蘇州・嘉興・南通・馬鞍山などが新たな受け皿となり、産業クラスターの再編が加速しています。 2024年上半期だけでも、上海... -
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中国日用消費財流通業者の経営課題とチャネル戦略の転換点
2025年8月19日-21日に第7回中国FMCG(日用消費財)大会及び第5回中国FMCG小売イノベーション大会&第5回中国FMCG流通業者大会が上海で開催されました。ここで『2025年中国FMCG流通業者経営状況調査レポート』(以下、レポートと略)というレポートが発表さ... -
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【TNC中国オンラインセミナー】中国事業の再設計~競争環境の変化を踏まえて~
中国の経済がなかなか浮揚しない中、中国事業の見直しを迫られる企業が増えています。中国市場における制度変化、競争環境の変化、そして撤退判断のリアリティ。これらの要素はそれぞれ独立した課題ではなく、相互に連動しながら意思決定を複雑化させてい... -
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日本市場は世界一不寛容?外資が成功するための参入戦略
先日SMBCが開催した対日投資に関するセミナーを拝聴しました。ざっと日本の経済状況であったり、マクロ的な状況であったり、対日投資の実例や関連政策を紹介する内容でした。これと合わせて日本のマーケットの特徴のようなことについて説明があり、そこで... -
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カルフール中国が消滅 蘇寧易購の2.2億元和解とM&Aの教訓
カルフール中国事業を買収していた蘇寧易購はこのほど、蘇寧国際と仏カルフールの継続的な協議を経て、未払となっていた譲渡代金(16.67%相当)について、一括で2.2億元を支払うことで和解に達したと発表しました。これにより譲渡代金未払問題を終結させる... -
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日系メーカーはどう切り込む?小米EVの部品サプライチェーン
ここ最近、EV(電気自動車)市場は中国が世界をリードしているといわれています。確かに街を歩けばEVだらけ、駐車場を見てもEVだらけ。充電スタンドも充実しているので十分に選択肢になります。こういう環境にあることから、自動車メーカー以外の企業もこ...
