2008-12-19

2008年の大学卒業生の平均月給は2483元

中国社会科学院が12月15日に発表した2009年《社会白書》の中で2007年に卒業した卒業生の半年後の大学卒業生の就業状況について調査を行ったところ、平均月給が2483元あるという調査結果が出た。就業先により給与水準は異なり、外資系企業が最も高く、その次が国有企業だ。もちろん地域によって違うのは言うまでもないが、ここはあくまで《社会白書》に基づいたものである。

専攻学科別

高い

フランス語、石油工程、会計、ドイツ語、微電子学、建築学、ソフト工程、情報安全、保険、日本語

低い

臨床医学、小学教育、中医学、教育学、美術学、医学映像学、林学、歴史学、体育教育、音楽学

  フランス語専攻は4783元に達している一方で、低い専攻学科に属するものについては1500元から1900元の間にとどまっている。 これだけみると医学を勉強しても給与的には非常に恵まれないということがよくわかる。医者じゃなければこんなものかと思ってしまうだろう。次に職業別に見てみよう。

職業別

高い

個人財務管理顧問、監査員、医療販売代表、信用アナリスト、日常主管、証券、先物販売商、石油工程、管理分析専門家、貸付員、貸付顧問

低い

内科医師、外科手術医師、中学教師、社会サービス人員、中学特殊教育教師、幼稚園教師、食物科学技術員、データ入力員、農業技術員、中専職業教育教師

 

 

 

  これを見ても医者というのは恵まれない職業だということがよくわかる。簡単にインターネットを検索してみたところ、「かつては奴隷の如くこき使われる上に月収は10万円以下だった研修医も、2004年度からは月収30万円程度にするよう国の勧告が下りました。徹夜勤務は当たり前の研修医の勤務状況を考えると、明らかに労働基準法の最低賃金を下回るような状況でしたから、ようやく改善の兆しが見え出したことになります。そして研修期間終了後、正式な医者になればすぐに月収50~60万円に跳ね上がります。」という記述を見つけました。要するにそれなりに報われる職業なのである(もらい過ぎという批判もあるのだろうが)。

要するに国によって職業に対する見方が違うのだろう。金融系が上位に入っているのは日本も同様だが、医者に対する評価が中国ではかなり低いものとなっている。確かに、医者をやめて民間企業に転職する人もいるという。ちょっと日本では見られない現象であるがこれが現実のようだ。

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