2009-02-19

駐在生活が長くなると

  2004年に初めてセミナーの講師を務めた。セミナーといっても弁護士をゲストに招いてのものだったので実際は限りなく司会進行役に近いものだった。来客数は20人くらいのミニセミナーで、私はただの司会進行役のようなものだったのにかなり緊張したことを覚えている。その後三井住友銀行主催のセミナーで何度も講師を務める機会を頂き、現在ではJETROでは外貨管理のセミナーをここ数年やらせていただいている。その他には京都銀行や日本計画研究所、韓国系企業向けにも講演をさせていただいた。一昨年あたりからは一般企業からのセミナーの依頼も増えて来ており、社内セミナーや、グループ会社が一堂に会する場所でのセミナーというのもあった。つい先週もグループ会社が集まる場所でのセミナーのお話をいただき、これは3月下旬の開催を予定している。自分で言うのも気恥ずかしいのだが、今までコツコツとがんばってきた結果なのだと思う。今となっては最初のころにガチガチがちがちに緊張していたのが遠い昔話のようだ。このブログのアクセス数も決して多いというわけではないが、最初のころと比べるとアクセス数も増えてきている。

  このように色々な方々に覚えていただいたりお声かけいただくうちが華であり、これからも積極的にやっていきたいと思うが、いかんせん私はサラリーマン駐在員なので、人事異動が発令されればいつ日本に帰ってしまうことになるかわからない。上海生活ももう7年目に突入しているので、いくら中国業務を続けたいと思っても(実際にそう思っているのだが)さすがにあと2~3年後にはいなくなっているだろうし、今年の後半にももういなくなっているかもしれないし、ひょっとするともっと早くいなくなっているかもしれない。もしそうなってしまったとしたら自分自身は中国という場所での仕事が非常に面白いと思っているし、また中国という場所でをしているからこそ自分自身の値打ちを高めることができていると思っているので非常に残念に思う。そう思うと「現在」という時間が非常に貴重に思えてきて、将来的に現在行っている仕事と全く関係ない職場に移動になるかもしれないにもかかわらず、モーレツに勉強したいという意欲がわいてきている。いつまでコンサルティングという仕事にかかわっていくことができるのかわからないのに勉強に精が入るというのは、我れながら自分の最近の行動が不思議に思えてきてしまう。駐在生活が長くなってきた方でこんな気持ちになる人ってどれくらいいるのだろうか、とふと思う今日この頃なのだ。

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