2009-02-23

2008年卒業生給与の中央値は2783元

  上海市人力資源社会保障局が2008年卒業生給与指導額を発表した。その対象範囲は大学院生、大学生、大専(短大のようなもの)、中職(中等職業学校)等を含めた数値であり、その中央値は2783元だ。これは前年比11.`7%増加しているが、伸び幅は全年の18.3%から比べると6.6ポイント下落している。高位値は6328元と4.4%増加したものの、これもその伸び幅は前年比1.8ポイントのマイナス。低位値は1426元で5.7%の伸びながら、これもその伸び幅は前年比1.6ポイントのマイナスとなっている。

(月給階層比率)
  月給が1500元以下の卒業生は7.1%、1501-2500元が38.9%、2501-3500元が26.5%、3501-4500元が14.7%、4501元以上が12.8%を占めている。

(学位別)
  月給の中央値が最も大きいのは大学院生で4634元、その次が大学生で3000元、3番目が大専で2237元、4番目が中職で2013元となっている。各学歴層の月給の中央値の比率は昨年の2.7:1.5:1.2:1から2.3:1.5:1.1:1とその比率は狭くなってきている。

(職種別)
  金融危機がもたらした消費低下の影響もあり、自動車製造、対外貿易、宿泊飲食業等の業種の卒業生給与水準は下落している。しかし、上海市は金融危機の影響の対応策として発表した各種経済発展を促進する措置、特にインフラ投資の強化により、建築業種の卒業生給与水準は増加している。また、専門技術を有する生産技能職種も不可欠の基本的職位となっており、その給与水準は低くなく一定の増加が見られる。

  全体の流れを見ると伸びてはいるものの前年ほどではない、しかしながら強みを持つ学生は相応に報われているということが言えそうだ。

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