2009-07-13

上海のマンション倒壊のその後

  中国情報をチェックしている人にとって、6月27日に上海で建築中のマンションが倒壊したことはまだ記憶に新しいところだろう。

日経BPNET記事

毎日新聞記事

  なんとこのマンションで8戸も買った人がいたそうだ。うわあ、悲惨。

とはいうものの、倒れてしまったのでこれからはディベロッパーと買主との間での協議に移ることになる。ディベロッパーは二つの案を提示してきた。

A案 買主ディベロッパーが前売契約を解除し、ディベロッパーは買主に対して既に支払った代金元金を返還すると同時に、建物前売契約に基づいて前売契約の総額の5%の違約金、または契約で約定している代金と前売建物の現在の市場価格との差額を支払う。
B案 ディベロッパーが「蓮花湖畔景苑」(同マンションの名称)の小区内のその他の住宅建物と原前売契約で約定している建物と交換する。

  何せ建物が倒れてしまったのだ。さすがにB案に興味を示す人はほとんどいないようだ。ということで、今後はA案を中心に議論していくことになる。倒壊したのは7号楼で、その他は倒壊しているわけではない。しかし、倒壊していないとはいえ、同じディベロッパーが建築した同じ小区内のマンションを購入した人は不安で不安でしょうがないだろう。このような人たちに対しても協議が行われる。ディベロッパーは3つの選択肢を提示してきた。

1案 契約を継続するが、ディベロッパーは契約総額の5%を値引き
2案 条件付契約解除:ディベロッパーが代金及びその利息を付加したものを買主に返金
3案 ディベロッパーが実力のある会社を紹介して市場価格で買い取り

  これだけの条件を提示してくるということは、資金的にはそれなりに用意できるディベロッパーだったのだろう。不幸中の幸いだ。もし自分が倒壊した7号楼の購入者だったらA案、未倒壊物件の購入者なら2案または3案を選ぶだろう。
要するにもうこの物件とかかわらない案を選択するということだ。それにしても8戸も購入した人は本当にお気の毒です。

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