2009-08-27

上海のデンジャラス遊園地 

  8月に上海の松江に本格的な遊園地がプレオープンした。その名も歓楽谷、英語名はhappyvalleyだ。どんなところかはウェブサイトをご覧頂きたい

  ところがどっこい、余りにも故障が多くて歓楽谷(happyvalley)ならぬ、驚魂谷(terrifiedvalley?)と呼ばれている。なんとプレオープンしてから13日間で12件の故障が発生しているのだ。ここで8月25日に起こったケースを紹介しよう。「疯狂精霊」という名のジェットコースター(下の写真)でだ。

  ことは3時ごろに発生した。ジェットコースターが最高位置で突然止まってしまったのだ。子供向けなのでそれほど高くないものの、それでも地上から10メートル程度の高さで約10分間も停止してしまった。その後動き始めたものの動いたり止まったりの状態が続き、下り場に戻ることなく安全階段から下りるハメになってしまった。乗客は当然文句を言うわけだが、その返っきた回答や、責任者の発言にこれまたびっくりだ。

「この故障は正常範囲内といえる。大人が風邪をひくようなものだ。1万回も動かしてき始めての現象であり、正常範囲内だ。」

「確率的には1万分の1に過ぎない」

「非常に普通の小さな問題に過ぎず、なんら危険なものではない。」

本気でこんな風に考えているとしたらエキスポランドの二の舞になりかねない。こんな発言だ大問題だ。エキスポランドは死者が出たことをきっかけに最終的には倒産という結果が出たわけだが、それくらいのことがないとわからないのだろうか。このような甘い考えで運営し続けていくのは非常に危険だ。中国はものすごいスピードで移り変わっている。それは誰でも知っている。例えばビルひとつ立てるにしてもかなりの短期間でできてしまったりする。しかしその裏にこの遊園地のように安全面を軽視したりはしているケースも少なくないように思えてしまう。スピードが速ければいいというものではないはずだ。少なくともこの遊園地はもっとバッシングされてもいいはずだ。

まさにデンジャラス遊園地、たかが遊園地のアトラクションに乗るのもこれじゃあ命がけだ。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です