2009-09-10
税関による工場立ち入り検査の増加
今年の下半期に入ってから税関による工場の立ち入り検査が増えてきているという声があがっている。立ち入り検査の重点内容としては財務、物流、税関実務だ。日頃からちゃんとしていれば問題ないと口で言うのは簡単だ。しかし、実際にその作業を行っている部門を見学させてもらったときに感じたのだが、実務的には特に加工貿易の保税材料を寸分の狂いもなく管理することは至難のわざだ。こんなの合うわけがないというふうに言ってくれた人もいる。
今年上半期で税関は査察により9.3億元を追徴している。工場立ち入り検査強化の動きはこれを更に進めていくということにつながるのだろう。
関連記事
コメントを残す