2009-09-15

税務調査の嵐 ~ その1

  税務調査自体は毎年行われているが、今年は特に厳しいという声が上がっている。その理由としては財政収支が厳しいというところに帰結する。

  統計によると、1-7月累計の全国財政収入は4兆672億元(前年比▲0.5%)、全国財政支出3兆3888億元(+23.5%)と、収入が微減ながら支出が大幅に増加してしまっている。収入は微減となっているが、実のところ6月と7月で大幅に改善してきている。税務調査による追徴が貢献しているのだ。追徴税額は1-7月の財政収入の1%も占めている。1-7月の税務機関による追徴は413億元、そのうち6月と7月だけで212億元も追徴している。国家税務総局の当初の追徴目標は200億元だったが、わずか2ヶ月だけでクリアしてしまっているのだ。

  4月と6月に企業による自主調査に関する通達が公布され、企業はそれに基づいて自主調査を行ったが、その多くの企業で今度は抜き取り調査を行うという通知を受けた。8月末の報道によると、24社の最初に自主調査を行った企業のうち、12社が抜き取り調査の中で問題が起こったとのことだ。上場会社の広済薬業は6月の自主調査の段階で1300元を追加納税したものの、湖北税務部門が7月の抜き取り検査でさらに1700万元の追徴を要求してきた。合計でなんと3000万元だ。いかに今年の税務機関による追徴させるための調査が厳しいかというのがうかがえる。

続く。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です