2009-10-04

日系企業にとっての現地化とは?

  日系企業が中国でどこまで現地化が進んでいるのか、現地化していかないといけないという言い方よくされる。ずっとずっと以前からいわれている問題で、今もなおいわれている問題である。要するにまだまだ現地化が進んでいないがゆえにいつまでたっても問題とされているのである。では、そもそも現地化とは何か?ヒトの現地化、モノの現地化、カネの現地化、色々な現地化がある。ここでは現地化という言葉から最も容易に想像されるヒトの現地化について考えてみることにする。

 そもそもヒトの現地化とは何か?単純に考えれば元々駐在員に任せていたポストを現地人(ここでは中国人)に任せることに異論を唱える人はいないだろう。しかしせっかく中国人を配置してもなんでもかんでも本社が管理して権限が下ろされなければ本当の現地化とはいえないだろう。おや?そもそも駐在員には権限があるのかな?もちろん人事制度がしっかりしている会社では駐在員もいて中国人もいて各々に相応の見合った権限が与えられている立派な会社もある。しかしながら、駐在員にすら権限が十分に下ろされていない会社も少なくない。ほんのちょっとしたことでも本社にお伺いを立てなければならない会社は決して少なくないのだ。このような会社は駐在員による現地化すらできていないと言うことなので、いわんや中国人による現地化などまだまだ先の話だ。まずは駐在員に権限をおろして現地に任せるという意味での現地化、そしてその次のステップとして中国人に任せるという意味での現地化、この2ステップが必要になってくるだろう。現地化現地化と言う割には中国は日本から距離が近いこともあってか本社がついつい干渉したくなってしいがちだ。日系企業の現地化の道のりは決して簡単ではなさそうだ。どうですか~、本社の皆さん?

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