2009-11-07

偽札

  中国で生活している人であればお札の受け渡しに当たり入念にお札をチェックされたことがない人はいないだろう。買い物のとき、タクシー代の支払いのときなんかがそうだ。これは要するに偽札をつかまされたくないことから生じる自己防衛の行動だ。

 今年1月以来、上海での偽札事件を190余り摘発し、容疑者を280人余りを逮捕、押収した偽札は1100万元余りに上った。上海で偽札が1000万元を越えたのは初めてのことだ。警察の分析によると、偽札は自動販売機に狙いをつけ始めているということだ。

  傾向として偽札が増えているようだ。なにせ中国では小額紙幣ですら偽札が流通しているからややこしい。

  人民元の自由化というものが最近ではしばしば話題になるが、どうも偽札が多いというのも自由化する上での障害らしい。一部で貿易代金の人民元決済が始まっているもおのの、それほど活用されていない。国際間決済で実際にお札を目の当たりにすることはないが、ひょっとするとこんなところが原因になっているのかもしれない。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です