2009-12-11

上海の人民元貿易決済が増加中

 低調だった人民元貿易決済が増え始めている。一定程度の期間が経過したことと、税関の異地通関等の問題が既に全国範囲で解決していること、人民元貿易決済は外貨核鎖管理の必要はないものの、同様に輸出税額還付を受けることができる等がはっきりしてきたことがその要因だ。9月末までで人民元貿易決済は1億元を突破し、今では3億元を超えているのではないかといわれている。

 今のところ人民元貿易決済は輸出企業が好んで利用している。将来的な人民元高予想のもと、今の段階で輸出代金を人民元で回収しておきたいというのがその理由だ。

  上海では第一陣として92社の企業が試行企業としての認定を受け、第二陣として963社の企業が認定待ちの状態にあり、12月中下旬には認定されることが見込まれている。第二陣の企業について、既に今の段階で開始している企業もあるが、多くは輸入業務からはじめているという。既に利用し始めているところは輸出に際して利用しているのとは反対の動きだが、外貨管理核鎖や輸出税額還付等のオペレーションの問題もあり、最初に始めるときはおっかなびっくり始めるのだろう。

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