2010-01-12

2008年の上海消費者満足度指数

  上海財経大学応用統計研究中心が1月8日に発表した2009年度上海市消費者満足度指数によると、総指数は65.85点で、2008年より1.09点下落したものの、中間値の50点を超過している。全体的に上海市民の消費する製品とサービスに対して基本的に満足しているといえるという論調なのだが、中間地を越えているだけで満足していいものなのだろうか。総指数も7割未満に過ぎないので、ちょっとこの論調は甘いような気がする。

 中でもの上海市民の医者に診てもらうことの満足度指数は59.10点で、調査対象の30の消費品およびサービスの中で最下位であった。上海財経大学徐国祥教授と張鳴芳教授がその原因を分析したところ、病院は独占的地位にあるため、費用を安くするというプレッシャーがなく、医療サービスも高めるインセンティブにも欠けており、結果として医者にかかる費用が高くなってしまっているというものだ。

  そもそも上海の町を歩いていると大きな病院こそ見かけるものの、いわゆる診療所レベルの町医者のようなところはほとんど見かけない。診療所レベルの認可は難しいのだろうか。いわゆる小区(団地のようなもの)の中に診療所レベルのものはあるそうだが、レベル的にはパっとしないようである。田舎の話ではあるがテレビでもぐりの医者に診療してもらってひどい目にあったというような報道を見たことがある。もうちょっと気軽に行ける病院が増えてくるともぐり医者もいなくなるだろうし、医療サービスの状況も変わってくると思うのだが。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です