2010-01-15

bccワールド

今日のテーマはbccワールド。MR.CHILDRENのイノセントワールドではない(古い!)。

身分証がシュレッダーされてしまった事件を紹介したことがあるが、要するにこれは会社のルールとして定められていることを社員がばか正直に守ってしまったため起こってしまった「事件」だ。世の中にはこのようにおかしなルールがまかり通っているケースがある。弊社とお付き合いのある会社の例を見てみよう。

その会社では個人情報保護の名目で社外宛にメール送信する際は全てbccで送信するように定められている。従って、その会社からプロジェクト関係者にメールが送信される場合、私は自分自身にしかメールが送信されていないように見えるので、弊社内での情報共有のため関係者に転送する。しかしながら、転送された相手も同じように自分自身にしかメールが送信されていないように見えるので、情報共有のために私に転送する。つまり、弊社内ではどこまでが情報共有されているかわからないので、転送の嵐になってしまうのだ。

個人情報保護はわかったが、これでは不便不合理きわまりない。そこで弊社についてはBccルールの適用を除外しCcで送付欲しいと申し入れしたのだが、やはり社内ルールとしてそれはできないとの回答だった。こっちとしてはやりにくくてしょうがない。相手が社内ルールを守らなければならない立場にあるということはこちらとしても理解しているので、これ以上無理強いすることもできない。でもひとつのプロジェクトなので情報共有することは個人情報保護よりも優先すると思うのだが。。。

このルールは受け手側の立場を考えておらずまったくもって不便だ。関係者みなで情報共有したいというニーズすら満たすことができず、「個人情報保護」に過敏に反応をしめしたルール策定側のマスターベーションとも言えるだろう。「個人情報保護」が目的というよりも「個人情報保護のルールを守る」ことが目的となっているといえる。

 
  経産省のガイドラインにこんなのがあった。
         

【個人情報に該当する事例】
事例4)特定の個人を識別できるメールアドレス情報(keizai_ichiro@meti.go.jp 等のようにメールアドレスだけの情報の場合であっても、日本の政府機関である経済産業省に所属するケイザイイチローのメールアドレスであることがわかるような場合等)
   
  たしかに会社のメールアドレスは所属、名前がわかると個人情報になるのだな。
 
【個人情報に該当しない事例】
事例2)記号や数字等の文字列だけから特定個人の情報であるか否かの区別がつかないメールアドレス情報(例えば、abc012345@xyzisp.jp。ただし、他の情報と容易に照合することによって特定の個人を識別できる場合は、個人情報となる。)

 ふむふむ。あんまり面倒くさいこというなら、この会社のメール受信専用に「個人情報に該当しない」訳わからんメールアカウントを作成すればいいのか。例えば私のメールアドレスをtigermask@tnc-cn.comとでもするといいのかな。でも私がタイガーマスクファンであることからやはりこのアドレスだと私個人のアドレスと特定できてしまうのでまずいのかな?

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です