2010-02-23

春節旅行~値段上がりすぎ!~ のその後

  中国駐在の方々は春節休暇に日本に戻る、あるいは旅行するという人が多いが、中国国内を旅行する人も少なくない。この記事を読んでいる人たちで海南島に旅行に行った人はどれくらいいるだろうか。先日の記事で海南島の三亜のホテルが異常な値段になっていることを紹介したが、本日はその値段によってどうなったかを紹介しよう。

  そもそも、ホテルの値段がばかばかしいくらいに高すぎるので、「三亜なんかに行くくらいだったら海外に行くわい!」という人も多かったようだ。それだけの金額を出せるのはよほどの金持ちだけなので、海南島へ向かう飛行機はファーストやビジネスクラスが満席の一方でで、エコノミーに空席が見られたそうだ。また、ホテルの宿泊率も例年と比べてかなり下がった模様だ。昨年95-100%の宿泊率であったホテルが今年は60%にしか過ぎなかったり、高級ホテルだと例年よりし少なくとも15-20%下落しており、その宿泊率は多いところで75%、50%に達しなかったところもあるという。しかし、予約自体は難しかったようだ。その理由は旅行社がホテルの部屋を押さえていたからだ。旅行社はホテルに代金を支払い部屋をキープ、そして旅行社はその部屋を旅行客に回していくのだ。そのため、予約率は高いものの、結果として宿泊率は低くなってしまうという変な現象が起きてしまったのだという。ホテル自体は旅行社から代金をもらっているので儲けは出ている。損してしまったのは旅行社だ。そもそもこの値段設定自体がおかしかったのに最初から気づかなかったのだろうか。一部屋1万元の宿泊料なんて、タイやマレーシアへのツアー代金に近しいものがある。それなら普通に考えてタイヤマレーシアに行くだろうに。ちょっと欲の皮が突っ張りすぎたようだ。旅行社は自業自得で別にかまわないのだが、周辺産業が受けた影響も忘れてはならない。海南島に旅行に来る人たちはお金を落として行ってくれるのだが、その絶対数が減ってしまったのだ。飲食店とかは結構影響を受けたのではないかと思う。

  そんなバブリーな春節旅行期間も終わり、1万元を超えていたホテル料金もいまや5分の1とか10分の1とかになっている。なんとなくコントチックな感じを受けたのであった。

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