2010-02-24

華南地区のワーカー集めも大変みたい

  先日上海エリアの人手不足について紹介したが、今度は華南地域についてみてみよう。華南地域はもっと大変なようだ。

 深圳ではワーカーの必要数が金融危機前と導水順位まで回復してきており、現在大量の雇用を必要とするようになってきている。給与は1700-1800元くらいで、企業によっては募集条件を緩和し、45歳までであればOKとしているところも出てきている。とあるワーカーによると重慶でも1800元くらいの給与で働けるところがあるのに、わざわざ深圳までやってきて働くのは割に合わないと言う人もいる。

  中山では約13万人のワーカーが不足しているといわれており、そのうち一般ワーカーが70%、技術ワーカーが30%である。給与水準は最も逼迫しているのは家電据付、押し抜き等の一般ワーカーで1500-2500元、電気工、溶接工、仕上げ工では多くが3000元以上、最高で5000現にいたるケースも出ているという。

  そのほか広州や東莞も結構厳しい状況にあるようで、ワーカーの給与に対する要求水準がどんどん上がってきている。ワーカーあたりだと企業に対する忠誠心なんてほとんどないであろうから、こうなると引き止めるためには給与水準を上げないといけなくなってくる。この現象が金融危機から回復後の今年ならではの現象であればいいのだが、恒常的に続くようであれば大変だ。新聞でも「廉価労働流時代の終焉か?」という表現も出てきており、潮目の代わり時になってきているのかもしれない。とはいうものの、とある企業にお話を伺ったところ、給与が上がったからといってまだまだそれを吸収する生産性向上の伸びシロはあるという考え方の人もいる。単なる安い労働力という考え方から、コストパフォーマンスをより重視する労働力という考え方により比重が移していくべき時期に来ているといえるのだろう。

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