2010-03-12

今年の税務検査 ~続き~

それでは昨日の続きで、広西柳州市地税局の潘さんという人が書いた《税務査察に面する企業の自己査察テクニックと原則》とやらを見てみよう。

査察局が展開する企業の自己査察の主要目的は税額の入庫任務を達成することである。そのため、企業が不注意で納付漏れがあった場合、または企業が故意に一部の税を納付していなかった場合、これは企業にとってはラッキーなことである。企業がこの部分の税を追加納付することができるからだ。もちろん、金額は小さすぎてはならないが、査察局も未納不分を徴収すれば、一般的にさらに企業にあたることはない。こうしてみると、規定どおりに納税していないほうが却って関門をとおりやすく、またあるときは確かにそうである。もちろん、企業にこの種の方法を奨励するわけではない。
 まあ、そりゃあ奨励するわけにはいかんでしょう。
一部の地方査察局内部で成文化していない規定があり、企業が申告する自己査察数は一般的に当該企業の全納税年度の1.5%を下回ってはならないというものだ。この1.5%の数値は統計学の原理に合致している。2008年の全国税収は54218億元を達成し、そのうち査察局が調査して追加で入庫した税額は513億元と0.94%を占め。今年の査察任務が倍に増加したことを考慮すると、比率を1.5%に引き上げたのは道理がある。
いちおうそういう理屈ね。成文化していない規定ということは要するに暗黙の了解みたいなものですな。
もちろん、大多数の企業は必ずしも「幸運な」未納があってはならず、もしキャッシュフローが回らないことによるものであれば、企業は一般的に故意に納付しないということはなく、そうしてしまうと滞納金を追納させられるリスクが生じるからである。だから、絶大部分の企業は正直に自己調査しなければならない。それではどうすれば無事通過することができ、しかも査察局の重点検査を免れることができるのだろうか?
みんなこれが知りたいのですうううう!
まず、企業は今回の税務検査を重視する必要がある。自らの現地での位置づけを推し量り、つまり現地での大納税者であるか?現地における業界のトップであるか?もしそうであれば、企業は税務検査の重点対象であることを理解しなければならない。なぜならば、重点税源企業は一般の中小企業よりも税金が取れる効果が高く、査察局も力点を大納税者に置くからだ。全く問題がないといいきれる会社などなく、仲介(会計事務所やコンサル会社)に間に入ってもらっても枕を高くして寝ることはできず、企業は軽視することはできない。
 自分たちが税務局にとってどれだけ重視されているかを見極めることですね。
次に、企業は会計報告表で体現している税額を一度自己調査すること。例えば印紙税だが、現在多くの省・市で査定徴収の方式を採用しており、財務報告表の購入販売金額を見るだけで購入販売契約の契約印紙税の金額をはじき出すことができる。実収資本と資本積立の増加は印紙税を発生させ、不動産開発企業の前受金の増加も権利移転書に伴う印紙税納税義務が発生する。さらには土地使用税だが、2008年に多くの地方で大幅に単位税額が引き上げられたが、企業が納付する土地使用税が満額であるかどうかについて、査察局は税務機関の徴収管理情報システムの力を借りて、または直接財務報告表から見て取ることができる。これらの表面上で簡単に計算・検査できる税額はかならず申告すること、こうして初めて税務局の好感を得ることができ、少なくとも査察局に自己調査をまじめにやっている印象を与えることができる。
 なるほどね。自分がいい子ちゃんだというのを見せることが大事ということですね。
最後に、企業は真剣に自己調査要綱の内容に沿って自己調査を行うこと。自己調査要綱は税務機関がかつて関連業界に対して行った検査時に発見した問題に基づいて纏め上げた普遍性を有する検査要綱であり、各納税者に対して自己調査は指導作用を有する。注意に値するのは、企業が自己調査時に自己調査要綱の要求のみに限定せず、企業自身の実際状況を結合して自己調査を行うこと、こうして初めて最大限度に査察リスクを回避することができる。
 要するに対策をちゃんと練ることですね。要綱をよく研究する必要がありますね。ボクシングの試合前に対戦相手のことをよく研究するようなものですね。
表面上の税額を申告した後、もし査察局が非常に不満に感じるようであれば、または欲する数字に満たない場合、一般的に企業に第二回の自己調査の機会を与えるが、これは最後の機会で、企業は査察局の人と多くコミュニケーションをとり、真剣に機会を捕え再度整理し、他に漏れているところがないかを見ることで、後に憂いが残ることを防ぐのである。
  要するにやっぱり何かしらあげないといけないわけですね。
  もっともらしいことを書いているようにも思いますが、参考にはなったのではないでしょうか。
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