2010-03-25

ネット販売セミナーを振り返って

  日本出張から戻ってきて、24日のセミナーも終わり、ようやく少し落ち着いてきた。その間なかなか更新できなかったので久しぶりの更新になる。

  日本(名古屋・東京・仙台・郡山)で行ったセミナーは中国におけるネット販売をテーマにしたものだ。よく研究している人ほどネット販売はそうそう簡単ではないと考えている人が多く、また、競争の激しい分野でもあるので、今回のセミナーを通じて決して甘い世界ではないと理解された人も多いだろうと思う。東京では弁護士の方との間で情報交換を行ったりしたが、お互いの認識がまったく一致しており、私の考えもはずれていないなということをあらためて感じたりもした。もちろん、ネット販売がダメなのではなく、やりよう次第では成功する可能性ももちろんあるし、実際に成功している人もいる。セミナーでご一緒させていただいた上海千蘭商務信息有限公司の宮田代表はネット販売だけにとらわれるのではなくて、他の売れる方法も模索すればいいのではないかという考え方を紹介していた。ネット販売は是か非かに焦点が絞られがちな中で、「他の方法もあるでしょ」というのが当たり前のようで新鮮に感じたりした。

  ネット販売に限定して言うと、法規制の面はとりあえず無視すると、ウェブサイトを開設するだけでネット販売を行えるというのは、非常に参入障壁が低いといえ、だからこそより注目されているのだと思う。しかしながら、ウェブサイトを開設したからといって気づいてもらわないことには意味がなく、例えばタオパオに出展しているのはB2C、C2Cを含めると220万店舗、いや今ではもっと増えていると思うが、これだけのネットショップがあるので、単にウェブサイトを開設しました、ネット販売を始めました、なんてことを言っても所詮は220万分の1の存在に過ぎない。また、ネットショップで買い物を楽しむ層は若年層が多く、若年層が多いがゆえに所得水準も高くなく、つれて購入金額も小さくなりがちだ。なんとなくはじめたネットショップがこのような厳しい環境の中で成功するはずがない。やるのなら「本気」になってやらないとだめだ、というのが今回のネット販売セミナーで訴えたかったことであり、そのあたりは伝わったのではないかと思う。生半可な気持ちではダメ、それならやらないほうがまし、やるなら「本気」で攻略しましょう!

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