2010-04-22

上海の地域本部は273社

2010年3月末時点において、上海市所在の地域本部は今年に入ってから3社増加して273社に達している。外資の投資性公司は2社増加して195社、外資研究開発センターは1社増加して308社に達している。今後ますます上海は地域本部機能、研究開発機能、そして現代サービス業に対して力を入れていく方向にあるのは色んなところで紹介されているとおりです。これにより、特に労働集約型の産業は上海という地域で存続していくことはコスト面の問題もあり傾向として減っていくだろう。ではその受け皿はどこになるのかという話だが、上海は隣接する江蘇省、浙江省とメガリージョンとしての発展を模索しており、要するに江蘇省、浙江省がその受け皿になっていくことになるであろう。未確認情報ではあるが聞いたところによると、江蘇省、浙江省よりもさらに内側にある安徽省で、上海に登録している企業を受け入れるために、上海から企業が移転すれば、それに伴う税収の一部を上海に分配するということを考えているという話があるようだ。一般的に企業の移転は登録地の税収が減ることから嫌がられる傾向にあるが、その障害をなくすために考え付いたものといえる。そもそも普通に移転を認めてやればいいのだが、それができないのでこんなアイデアが出てくるのだろう。受け入れ側としてはそうまでして産業を受け入れて行きたいということだ。なにぶんアイデアなので、実現するかどうかはわからないが、産業のモデルチェンジを図る上ではなかなか面白いだろう。

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