2010-05-06

中国各地の最低賃金

 中国各地で最低賃金が上昇している。新聞で各地の最低賃金及び園上昇率が取りまとめられていた。なお、省内の市により金額が異なることがあり、そのためひとつの省の中でいくつかの最低賃金が示されている。


(出典:第一財経日報)

 上昇率は上海が16.7%、天津が12.2%といったところだが、20%を超えているところも少なくなく、湖北省にいたって亜28.9%も上昇している。従来はワーカーの低賃金に頼ってモノづくりにをしてきたといえ、また中国としてもそれを活用してもらうことはウェルカムであった。いうならば、低賃金労働者が多いがゆえに恩恵を受けられた企業は少なくないわけだが、このように最低賃金がどんどん上昇していくというのは、単なる低賃金のワーカーだけが魅力ではない産業を作り上げていくきっかけになるといえ、中国としてもそれを目指しているのだろう。よく産業のモデルチェンジと言われているのがそれだ。それでも低賃金ワーカーを欲するのであればこの票を参考にしながら内陸を目指すしかないだろう。

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コメント1件

  • 亜爾然丁式背骨折 より:

    製造拠点は・・・
    確かに奥地へいけば最低賃金は下がりますが(表では寧夏回族自治区が安いですね)、それだけインフラ、教育水準も低いわけですし、日本企業が出て行く場合、サポーティング・インダストリーも未発達で原材料・部品等、輸入又は沿海部からの移入に頼る必要があるため、物流コストやリスクが高くつきますね。
    それだったらベトナム等のほうが安上がりになるのではないかと・・・
    従って、今後は流通・サービス業や長安のような沿海部から遠くても比較的通信状況が良く、高度な教育機関のあるところにシステム開発等の業種が出るようなケースが主で製造業の製造拠点としての進出は少なくなる一方かと思います。(上海等、大都市の需要を満たすために消費地に隣接して製造拠点が必要な場合は別)

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