2010-05-30

万博と上海人

 上海万博が開幕して約2ヶ月、見に行かれた方も多いだろう。私はまだ行ってないが。

 とあるブログで知ったのだが、ドイツ館があまりの観客の狼藉振りにこれ以上混乱が広がるようであれば「無期限閉鎖」すると示唆したという。チェコ館でも管理に対する不満により閉館を示唆した。ブログレベルでは色々と話題になっているが、報道レベルではあまり目立たない内容だ。

 ドイツ館で起こった混乱というのは、入館待ちしていた観客が待ち時間の長さに耐え切れず騒ぎ出したり、花壇から花を持って帰ったり、VIPから強引に入館しようとする輩がいたり、それを止められると「ナチス」となじったり、暴力を振るったりしたという。ちょっとしたアナーキー状態だ。ドイツ館これに耐え切れず閉館を示唆したという流れだ。文字だけでは表現しきれないが、おそらくかなりひどい状況だったのだろう。他のパビリオンでも、例えばイギリス館やスイス館でも似たようなことが起こっており、イギリス館は一時的に閉館したこともあるようだ。

 だいたいこういうことが起こると上海人は、「そんなことするのは上海人じゃないよ、あれは全部田舎者がやっていること、上海人はそんなことしないから」というのがお決まりのパターンだと思う。上海人というと中国で最も先進的な都市の人なのでスマートな感じがするかもしれないが、どうだかなあと思うことは少なくない。

 例えば、とある立ち上げたばかりの事務所で上海人と非上海人が採用されたのだが、上海人が「会社の中では上海語以外を話してはいけない」と宣言し、非上海人は怒りのあまり退職したという例がある。また、レストランで食事をしているときに、外国人の悪口を聞くことも少なくない。それもすぐ近くにいるのに。わからないと思って言っているのか、わざと聞こえるように言っているのかわからないが(感覚的には後者の場合もあり)。日本でも逆のパターンはあるのだろうが。こんな感じなので、万博の混乱だって上海人が起こしている騒ぎは間違いなくあるはずだと思うのである。

 一度くらいは見に行くと思うが、そのときに自分の目で確かめようと思う。

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コメント1件

  • 三蛇酒 より:

    元祖&本家
    まあ、漢族は元祖も元祖本家も本家の中華思想の塊ですから驚くに当たらないかと。以前のアンケートでも中国は他国民からはかなりの割合で人類の迷惑と思われているのに世界に好影響与えてると堅く信じてましたし・・・
    昔は上海あたりは瘴礪の地で中華の範囲に入ってなかったちゅことを上海人は知ってるんでしょうかね。そこまでいかんでも、100年余り前は弩田舎だったはずですが・・・
    それはさておき英国、徳国、瑞西、チェコの毅然たる態度は立派。亡国の友愛宰相じゃあやりたい放題やられてもとりあえずお待たせしてすみませんでしたって過っちゃうやろね。

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