2010-06-03

日本の粉ミルクが輸入禁止に

 宮崎県で口蹄疫問題が発生したことはテレビでも多く取り上げられ、東国原知事の記者会見をご覧になった人も多いだろう。これが原因で日本の粉ミルクの中国への持込が禁止されてしまっている。私も気づかなかったが、4月30日付で国家品質監督検査検疫総局、農業部の連名《日本口蹄疫の流入を防止することに関する公告》が公布されている。これにより、日本の粉ミルク、牛乳、牛肉等関連製品の輸入が当面停止され、直接または間接的に日本から偶蹄類動物及びその製品を輸入することが禁止され、日本から偶蹄類動物及びその製品の《入国動植物検疫許可証》の発行も停止されている。さらに5月31日付で《我が国が日本の粉ミルクを携帯して入国することを禁止することに関する通知》というストレートに日本の粉ミルクはダメという通達が公布された。何かで取り上げられない限り気づかない類の話でもあり、空港で多くの人が日本から粉ミルクを持ち帰り、そして空港で没収されている。空港ではX線検査や、検疫犬、抜き取り調査等の手段で日本からの入国旅客の携帯物、郵便物の検査を強化している。これは結構大変な出来事だ。なにせ日本の粉ミルクはかなりの人気商品、日本出張の際に買ってくるように頼まれた人も少なくないだろう。現在デパートあたりで残っている輸入粉ミルクは通達が公布される前の段階で輸入されたものであるため、今後徐々に姿を消していくことになる。衛生面問題で日本の粉ミルクの輸入が禁止されたとはいえ、日本の粉ミルクに対するニーズはそれほど衰えないのではないか。復活するまでの間は代替物としては、中国国内で生産した日本ブランドの粉ミルクが何やかんやで買われることになるのだろう。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です