2010-11-06

どっちが信用できる?

 例外もあるということを前提にお読みいただきたい。

 大分以前のことだが、労務に関する相談があった。日本採用の中国人駐在員に関するものだった。直接その人物と会うことがあったが、こちらはお伺いしているので一応お客さんなのだが、テーブルの上に足を乗せるような態度で来られ、非常に不愉快な思いをしたことがある。

 日本採用の中国人駐在員はややこしいのが多い(私のような日本育ちの華僑は別ですよ!と自分自身をフォロー)。日本採用の中国人駐在員は日本の偉いさんが気に入って派遣されてくるパターンが多い。そのため、現地で扱いに困ってしまうようなケースが起こったとしても日本本社に訴えにくく、訴えた場合に訴えた側に不利になってしまうケースがある。よく中国人は信用できないという言い方をする人がいるが、日本で採用した中国人は信用してしまうようである。日本で働いている間は本社の目が光っていることもあってか真面目に働き、問題を起こすこともない。しかしながら、中国に来たとたんに人間が変わってしまうようだ。これに対して、中国で採用した中国人に対しては何かしら疑いの目を持ってみているのではなかろうか。私の経験的には中国採用の中国人よりも日本採用の中国人で駐在員として派遣されたケースの方が問題になりやすい印象がある。同業の方ともこの話題について話したことがあるが、やはり実例は多いようだ。

 日本採用の中国人駐在員、現地採用の中国人社員、信じてしまうのは日本採用の中国人社員。この根底には「中国人社員なんて」という深層心理が働いているように思う。深層心理ではなくて本気でそう思っている人もいるだろう。加えて、日本採用の中国人駐在員はかつて日本本社でで働いて日本のことをよく理解してるので当然レベルが高いのだという意識、おそらくそういうことなのだろう。特に日本から中国を見ている場合、このような意識を持つだろう。

 日本採用の中国人駐在員と現地採用の中国人社員、どっちが信用できますか?

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