2010-11-21

内需が拡大してくるとこんな影響が

 

 とあるアパレル関係の方から聞いたのですが、最近(といってもここ2ヶ月くらい)日本向けアパレル製品の生産工賃が上昇しているようです。その理由というのも、内需向けの受注をこなしている業者が検品基準のうるさい日本向けをやるよりも内需向けをやっていく方がやりやすいからというものだそうです。そもそも輸出向け、あるいは日本向けに生産できる水準の工場をまず探し出し、そこに生産委託をするわけですが、内需向けの仕事が多いため、殿様商売的になってきているようです。「どうしても生産して欲しければこれだけの工賃をよこしてくれ、それが嫌なら結構です」という感じだそうです。中国は工賃や土地代の上昇から従来の輸出基地という位置づけから市場を狙っていく位置づけにしようというのが近年ずっと言われてきてますが、とはいうもののやはり生産基地としても魅力はずっと持ち続けていました。でも工賃や土地代以外の工賃の部分でこんな現象が出てくると、検品基準のうるさい日本向け製品の場合、かなりの大ロットで発注するか、そうでなければ拠点を他国に移さざるを得ないでしょう。内需が旺盛になるとこんな影響もあるのですね。

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