2010-12-18

中国のオークションが熱すぎ!

 嘉徳というオークション会社が1123日に行ったオークションで総成約金額が41.33億元(約517億円)に達し、今までの記録を塗り替えた。そしてこの二週間後に保利というオークション会社が行ったオークションで総成約金額が52.8億元(約660億円)に達し、あっという間に記録を塗り替えた。スゲー!嘉徳のオークションでは1億元を超えた取引が3件、1000万元を超えた取引が52件。保利のオークションでも1億元を超えたのが2件、1000万元を超えたのが99件にも上った。スゲー!金額が高いのは古代絵画や宮廷器物が多い。要するに芸術品だ。不動産の高騰も凄いが芸術品の高騰も凄すぎる。株式よりもリスクが小さく、値上がりのスピードも速く、格調も高いと思っている投資者は少なくない。日本のバブル期も芸術品がもてはやされ、やたらと高騰してしまった時期があったが、まさにそれと同じなのだろう。

 

  

   嘉徳      保利 

   

 やっぱりバブル崩壊を経験したものとしてはちょっとどうだかなあと思ってしまう現象だ。いまだに覚えているのだが、平成14年にとある会社が倒産し、そのときの不動産の評価書を見たところ2億円という評価だった。色々あさっていると平成7年の評価書が見つかったのだが、そのときの評価はなんと14億円!なんと7年で7分の1にまで下がってしまっていたのだ!不動産の下落も凄いが、たぶん感覚的には芸術品の下落はもっと凄いだろう。中国の不動産の場合、一線都市の次は二線都市、二線都市の次は三線都市、三線都市の次は四線都市と、市場がタケノコのように出てくることもあり、日本と同じような動きでの下落にはならないように思う。でも芸術品はどうだろうか。芸術品もタケノコのようにドンドコ出てくるのだろうか。いやあ、それはないか。個人的にはさすがに芸術品は不動産よりも怖いと感じますね。

関連記事

コメント1件

  • 姑蘇子翰 より:

    今の中国オークション市場の問題点
    私は、オークションの問題ではなく、一部の投機マネーがオークション市場に流れ込んでいたじゃないかと思う。今の中国経済は、不動産価格の高騰や、物価上昇などの市場変化を見ると、少々バブル気味である。要因の一つは、外国からのホットマネー又は国内の投資資金が中国の不動産市場や先物市場に流れ込み、過熱させたと考える。オークション市場も目先の利益だけ考えた投機家に狙われていると思う。そうなると芸術品の真の価値が失ってしまうのだろう。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です