2011-01-24

寛容なのか、諦めなのか

 またカルフールネタです。B2Cビジネスの情報収集をしていくとどうしても目立つ銘柄ですので、何度も取り上げてしまうことになってしまいます。

 

 さて、カルフールと康師傳が契約継続の交渉中で商品の供給がストップするという事態になっていますが、中央企業の中粮集団の傘下の食用油品ブランド福臨門でも同じことが起こっています。

 

 こんな情況の中で、家福の店長が商業賄賂を要求する現象が表面化してきてます。中粮食品営銷有限公司粮油販売を担当する副経理晨亮氏によると、1ヶ月あまりを要して、最終的に家福北京区責任者と最終の提携協議を妥結しました。対象となる店舗は北京地区にある18店舗ですが、次の心配としてはこの18店舗が締結した協議書どおりに履行してくれるのだろうかというものだそうです。もし店舗の課長に賄賂を渡さないとちゃんと商品を準備してくれなかったり、ちょっとしか準備してくれなかったりということになるそうです。晨亮によると、彼が接した18店舗のうち、店舗管理人員で賄賂をもらうのは普遍的に存在している事実であるといいます。以前はこのようなお金は一人の課長当たり一月で数千元だったが今ではどんどん上昇しており2万元に達しているケースもあるようです。

 

 自らの身分を明かしてこのような事実をかなり具体的に示しているにもかかわらず、世間が大騒ぎするかというと今のところそうでもありません。この手のお金の動きに対する社会的通念があまりにも寛大なのでしょうか、それとも当たり前すぎて諦めてしまっており問題にもならないのでしょうか。でも中央企業の職員からの実名でのいわば告発ですからねえ。これでもやり過ごされるのでしょうかねえ。

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コメント1件

  • 姑蘇子翰 より:

    本当に”家”に”楽”と”福”をもたらすのか?
    最近、カルフールに関するネタが多いね。新華網によりカルフールやウオールマートなどの外資系スーパーマーケットは、不当な価格表示の問題で摘発され、中国発改委に状況の改善と多額な罰金の支払いを命じられたようだ。

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