2011-04-22

睡眠用品関連のクレームが多い

 《2011中国改善睡眠市場研究予測報告》というレポートによりますと、中国の睡眠産業の市場規模は1200億元に達しており、まだまだ増加しているとのことです。マットレスを例に取りますと、2003年の生産量は1250万枚、2004年は1500万枚、2005年には2000万枚あまりに達し、20万枚以上生産する企業が20社以上になっています。しかしながら、業界規模が大きくなっていくにつれて、クレーム件数も増えています。中国消費者協会2010年第1四半期のクレームのデータによりますと、保健用品のクレーム件数は前年比42.1%増加しており、この増加幅は上位に入ります。そして保健用品のクレームの中で睡眠関連のクレームが90%以上です。

 クレーム内容は品質と誇大広告が中心です。中華紡織網等のメディア報道によると、1万元以上する布団の材料が実は数十元程度であったり、中には廃棄綿くずで作られているもの見つけられています。誇大広告では「15分で自然と眠りに入ります」、「不眠・憂鬱・焦りとお別れ」といった広告文句がそうです。商品が商品ですので何の根拠もないうたい文句です。

 

 たまたま睡眠用品のクレームについて紹介していますが、品質が悪い、誇大広告、こんな商品いくらでもありそうですよね。例えば身近な例で言うと道端で410元で売られているような靴下でも、お店の人は品質がよいとアピールしているのがそうですね。それをお約束のセールストークと思うのですが、使ってすぐに破れるとそりゃあ愚痴りたくもなります。でもこんなものが売れるということは逆に言えばこんなものしか替えない人がまだまだたくさんいるということです。以前とある中国から靴下を輸入している業者から、そんなレベルのものでも売れてしまうので、日本基準の製品を作ってくれる工場を探すのはそんなに簡単ではないですよ、というような話を聞いたことがあります。日本の品質要求が厳しいのもあるでしょうが、確かに劣悪品もまだまだたくさんありますね。これから所得倍増計画の実現へ向けて動いていくと報道されていますが、それが実現するとこういった製品はなくなるのでしょうか。貧困層がまだまだ多いので、5年後に所得倍増が実現したとしてもこういった商品はまだ残っていそうですね。

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