2011-04-30

新エネルギー車のキーパーツ製造業はマイノリティ合弁になるかもしれない

 《外商投資産業指導目録》の意見募集稿が41日に発表されていますが、その中で新エネルギー車のキーパーツ製造業に対して外資比率50%までという内容が含まれています。キーパーツとみなされるものの種類は多く、動力電池、陽極材料、セパレータ、電池管理システム、電機管理システム、電機制御集積、駆動電機、連結駆動システム、電動空調、電気制動、電動アシストステアリング、アイドルスタートストップ等々(専門用語を単純直訳したので翻訳に違和感があるかもしれません)が含まれています。

 

 ここで問題として取り上げられているのが、ひとつの技術で従来の自動車に対応しているものと新エネルギー車にも対応するものとがあり、これをどのように区分けするのかという問題があります。また、独資であるからこそ中国に持ってきた技術が合弁になった場合に同じレベルのものを持ってこようとするのかという問題です。技術漏洩の心配ですね。さらにすでに新エネルギー車のキーパーツを50%の出資比率制限がない時代にすでに設立された企業についてどうなるのかということです。そもそも違反していたのであればともかく、途中からルールが変わってしまうのでややこしい。そもそも今から急に出資比率を調整すること自体が現実的に難しいでしょう。変な相手と組んでしまう結果になれば目も当てられませんからね。ということで、《目録》はまだ意見募集稿の段階でありますが、これが実現してしまうことに備えて今から合弁相手を探しておくという準備が必要になってきますね。

 

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