2011-07-19

保税物流園区を活用して輸入品とアピール

 当地では結構話題になっているのですでにご存知の方も多いかと思いますが、当地の「ダ・ヴィンチ」という超高級販売店が輸入品と謳っていた超高級家具が実は国産であったり、そもそも品質基準として不合格なものを販売していたという事実が発覚し、連日のようにメディアでたたかれています。 

 

 

    

 

 高級感たっぷりですね。なんでも上場を目指していたそうですが、上場どころかひょっとすると倒産するかもしれませんね。

 

 

 まだ調査している部分もありますが、同社はすでに公開謝罪を行っていますので、全部とまでは言わないまでも結構な比率で品質や産地査証の家具を販売していたと思われます。

 

 

      総経理による公開謝罪

 

 謝罪した後にもどんどん新たな事実が発覚しているのですが。。。 

 

 中国国内産でありながら現地直輸入と詐称している商品もありました。また、国産でありながら輸入通関を行うことで「輸入品」とアピールしたケースもあります。国産でありながら輸入通関?そうです、香港一日遊ならぬ保税物流園区一日遊であります。加工貿易の流れの中で外国企業名義で販売することを目的にしたケースはよく聞きますが、輸入品とアピールするために活用するとは。輸入といっても中国大陸外に出てもいないのに。税関手続き上は確かに輸入ですが。保税物流園区もこんな使い方されるとは思わなかったでしょうね。通関手続き等に問題はないにしても、保税物流園区を悪用したケースといえますね。

 (注)保税物流園区とは、国務院の批准を経て、保税区計画面積または保税区に隣接する特定港区内に設立するものであり、現代国際物流を専門的に発展させる税関特殊監督管理区域を指します。中国国内の一般地域から貨物を園区に搬送すると輸出、園区から一般地域に搬送すると輸入という扱いになります。いわば「外国もどき」といえるエリアです。

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