2011-07-25

中国における人民元の国外銀行よりの調達が制限へ

 

 中国人民銀行総行貨幣政策二司の通知に基づいて、「現在のマクロコントロールと貨幣穏健政策の背景のもと、その日より中国人民銀行総行は停受理国内企業が直接国外銀行から人民元を借り入れる業務(外商投資企業の投注差限度額の銀行貸出を含み、トレードファイナンスを除く)をしばらく停止する」するという内容のものが広州地域で流れています。要するに人民元の国外の銀行からの調達をストップするということです。

 

 なぜか人民元の調達は中国国内よりも海外、よくある例としては香港ですが、香港で調達するほうがずっと安いのです。だからこそ香港から調達しようと考える企業が出てくるわけですが、中国人民銀行はこういったことをストップしちゃったわけです。これはあくまで国外銀行からの調達を制限するものであるので、香港で銀行から調達し、そうやって集めたお金を中国へ貸出するという方法があります。これだと国外銀行からの直接調達ではなくなります。このような貸出はいわゆる親子ローンになりますが、外貨であれば投注差範囲内であれば所在地外貨管理局で外債登記を行えばすむ話が、なぜか人民元だと中国人民銀行総行まであげなければならないというルールになっています。しかもこの審査がめちゃめちゃ遅いそうです。通達を出したはいいものの、実務部隊のオペレーションが追いついていないのでしょうか。通達を出したからにはちゃんとやって欲しいですね。

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