2011-08-12

偽茅台酒

 中秋節が近づいてきました。ビジネス上のお付き合いの関係でこの時期に月餅チケットをもらったり渡したりする人も多いかと思います。個人的には月餅が好きだという人に出会ったことがないのにもかかわらず、それでも月餅が贈り物としてやり取りされるのに違和感を感じているのですが、このあたりはもう習慣化してしまっているのでしょう。月餅チケットは地下鉄の出入り口あたりで買取する人がいたりするので、好き好んで食べない人は換金する人も少なくありません。どうせ食べないのだから換金したほうが確かにいいですよね。この時期に月餅チケットを従業員に渡す会社も多いかと思いますが、個人的にはどうせ換金されてしまうような贈り物をするのもなんだかなあと思います。ちゃんと食べてもらえるような人気のものであればそんな心配もないのですが。具体的にはハーゲンダッツのチケットだとちゃんと食べてくれると思います。

 

 月餅チケットの代わりに茅台酒を送る人もいます。この時期北京のウォルマートでは1688元もの値段がついているようです。高級ショップではもっと高いものも出回っているようです。こんなに高いにもかかわらず在庫が不足気味のところもあるといいます。しかしながら、在庫を多く持っているところがあり、全国着払い配送、品質保証をするところもあります。しかしこういうところではA貨と呼ばれる偽モノが取り扱われています。アルファベットでAというくらいですので、偽モノの中でも模倣度合いが高いものであるといわれています。要するにA級品というやつですね。偽モノはいい加減な原料で作られているものが多いのですが、A貨と呼ばれる代物は原材料も本物と同じようなものを使っているという触れ込みで、パッケージも本物そっくりにコピーしたものが使われています。そのため、概観からは見分けがつかず、偽モノであってもそこそこの値段がします。茅台酒のA貨を生産しているのは遵義や貴陽といった地域に多く、パッケージはアウトソーシングされており、浙江や福建の印刷工場で作られているのが多いようです。取引そのものは電話やQQ(チャットサービス)で売買のやり取りがされているのが多いです。

 

 具体的な価格ですが、本モノだと1500元を超えるようなものが200元程度で売買されています。もちろん、程度の低いものであれば数十元のものもあり、A貨だと200元レベルになります。確かに安くはないですね。国家食品品質監督検査センターというところで本モノか偽モノかを鑑別することができるのですが、模倣度合いによって6等級に分けられているのですが、4級レベルになると口あたり、概観とも一般の消費者には見分けがつかないレベルになります。

 

 この記事を読んでいる読者の中にも茅台酒をゲットする人がいるかもしれません。ひょっとしたら偽モノをつかまされる人がいるかもしれないですが、見分けがつかないレベルのものもありますので、気をつけましょう!といっても一般人には見分けがつかないといわれると、、、、偽モノは体に悪そうですし、どうしたらいいですかねえ。

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