2021年上半期中国小売り上場企業ランキング～アパレル編

今日はアパレルについて見てきましょう。ざっとランキング表を見る限り、好調な企業が多いように見えますね。

（１）売上高

表にある51社のうち、売上高が減少したのが10社、拉夏貝爾、柏堡龍、達芙妮はなんと70％以上も落ち込んでます。そういえば拉夏貝爾は以前からネガティブ情報が多かった印象があります。2020年はコロナという特殊要因があったので、2019年の同時期と比較しますと、太平鳥、李寧、安踏はいずれも50%以上伸ばしています。スポーツ系が強いようです。国産ブランド志向が強くなってきたのも売上を伸ばしてきている要因と言えるでしょう。

（２）純利益

トップ5（安踏、李寧、海瀾之家、森馬服飾、太平鳥）が個々にある売上高全体のは5割弱（47.53%）を占め、利益は6割超（63.37%）を叩き出してます。売上も利益もトップ企業に集中しているということですね。

どことはいいませんが、この表の中にあるとある企業についてかなり研究したことがあります。研究のターゲットとしただけあって、業績もなかなか好調のようですね。

アパレルについては以上です。次回はEC企業について見ていきますね。