2020-05-14

コロナ騒動以降初の中国国内出張 山東省編

 久々の中国国内出張です。ようやく出張できる環境になってきたということです。出張先は山東省煙台。煙台といっても車でかなり移動する場所なので、青島からのほうが便利かもといわれ、フライトの時間を見ていきは上海→煙台、戻りは青島→煙台というルートに決めました。今回はタダの旅日記のようなものです。気楽に読んでください。

 中国国内で建物に入ったりする場合、上海では随身碼という危険エリアに行ってないことを証明するQRコードを見せる必要があります。こういうものです。

 空港に入るとき、もちろんこれを提示して入ることになります。これと同じようなものが全国各地にあり、出張するのであればあらかじめ出張先にどのようなものがあるかを調べるのが絶対スムーズに動けます。山東省の場合は健康碼というのがあり、それがこれ。

 いずれも緑色のQRコードですが、この色がいわゆる安全マークになります。上海の空港では搭乗口にでかでかと各地のこのQRコードを用意するための紹介が掲示されていました。中国人は簡単に登録できるのですが、外国人だとちょっと面倒だったりしますので、繰り返しになりますが本当に事前に準備しておくことをお勧めします。しかしそれにしても飛行機がここまで混んでいると思わなかった。超絶密です!こんなの見たら百合子が怒るよ!

 予定通り機内搭乗。安定飛行に入ると乗務員が全員の体温を測り始めました。手前の段階で体温を測る場所があるのでこの段階で引っかかる人はなかなかいないと思いますが、もし飛行中に発熱者を発見するとどうなってしまうのかなあと思ったりしました。

 煙台到着後は手配していた車で客先に移動。仕事の内容はまた別に書くこととします。

 この日の仕事を終えホテルにチェックイン。じゃーん、立派な建物です!

 チェックイン手続きの時にちょっとしたトラブルが。お約束通り健康碼を見せ、パスポートを見せたところ、「外国人は全員PCR検査証明を出さないといけない」と言われてしまいました。外国から来たのであればともかくずっと中国にいて健康碼 もあるのになんてこったと思っていたら、面倒くさくなったのか、まあいっかというノリで無事チェックイン!これが当然なのであるが、どこかしら適当な感じが良かったです。

 田舎町なので特に出かけることもなく夜食を客先と共にした以外は部屋の中にいのですが、すると「ピンポーン!」おおお!これってひょっとして?地方都市にはまだこんなのがあるのか?と思いつつ、ドキドキしながらドアを開けるとホテルの従業員が「体温測ります!」とマスク越しに満面の笑顔!うんうん、これでよい!

 一晩明けて朝食です。ビュッフェスタイルなのですが、入るときにビニール手袋を渡され、料理を取るときに必ず使ってくださいとのこと。

 ここまでしなくても、と思いつつ素直に受け入れて使用。さすがに料理を取るときだけで、実際に食事をするときは全員が外していました。

 一仕事して昼食はまた客先と。ホテルの向かい側にあるショッピングモールへ。入るときはもちろん健康碼、そして体温測定。もちろんマスク無しでは入れない。書かなかったですが、これはホテルでも同じ。

 さて、フライトのために青島へ移動です。遊びに来たわけではないので、コーヒーを飲みながら仕事もこなし、合間を縫って散策。まずはドイツ風情街から。その名の通りドイツ風の通りなのでしょうが、やたらと工事していたり、そもそも店が開いてない。

 そのあと繁華街の中山路を歩いたのですが、とにかく人が少ない、店もあまり空いてない。どんどん歩き海が近くなってきました。せっかくなので見ていこう。

 海を見たので夜は海鮮に決定!

 そして入ったレストラン。コリコリしたものを食べたいと思ったのでここはやはりタコだな。

 しかしそれにしても店内はガラガラ。

 レストランの従業員と話をしたのですが、お店は5月1日から再開したものの客入りはまったくもってさっぱりとのこと。コロナ前までは連日満席だったそうです。店を開けてもいいというくらいなので人々も出かけてもよさそうなものの、日本でいう自粛というよりは、出かけることに対して恐れがあるような話をしてました。店舗が再開するまでしばらく従業員たちはお休みだったわけですが、その間は給料は7割カット。でもクビにしなかった老板にはとても感謝していると、マスク越しの笑顔。感謝の気持ち、大事ですね。

 さて、そろそろ空港に移動するとするか。さようなら青島、また来るよ!たぶん。

 そして空港に無事チェックイン。帰りのフライトもこんな込み具合。こんなの見たら百合子がまた怒るよ!

 もちろん飛行後はお約束の体温測定。隣の男性が乗り物に弱いのか、戻しているのが嫌だった。おしまい。

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