2018-01-26
中国も消費者ビジネスに関しては民主的だったりして
先日ライドシェアの車に乗っていた時のことです。この日の運転手はやたら話しかけてくる人でした。普段は消費者としてしばしばライドシェアを利用しますが、運転手側になって考えることがなく、この運転手はこの辺りについて色々話してくれました。
運転手 日本でライドシェアはないの?
私 一部地域で試験的にはあるようだけど、原則的には認められていない。中国は認められているからできるんよね。消費者にとってはありがたいわ。
運転手 中国だって全ての地域で認められているわけではない。ちなみ上海だって正式には認められてないよ。
私 え?認められてないということは、もし警察に見つかったらどうなるの?
運転手 罰金3万元
私 ええええええええ!!!!!!リスク高すぎやんか!
運転手 でもね、これを滴滴(ライドシェアのプラットフォーム)が払ってくれるんよ。
私 結構ぎりぎりの商売しとるんですなあ、滴滴も。しかしこのビジネスモデル、タクシー業界は騒がないの?
運転手 タクシー業界が騒いだって消費者が求めてるサービスなんだから、消費者の民意というやつよ!日本はあかんのかね?
私 日本はねえ、物事を変えたり新しいことをするのは大変なんよ。
運転手 もったいないねえ。仕組みとかでき上ってるし、消費者も欲しがってるサービスだと思うので、やったらいいのにねえ。
私 ねえ。
一党独裁の中国においても、こういうところは民主的だったりする。
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