2016-12-26

(続報2)大江戸温泉物語が上海にやって来た?

前回の記事はこちら→(続報1)大江戸温泉物語が上海にやって来た?

 潜入調査というのは大げさで、ようは客として行ってきました。日本側が提携関係にすらないと言ってるくらいなので、いつまで続くかわからんので、今のうちに行っとかないとね。まずは入り口。

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 これはお台場の。

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 看板の大江戸温泉物語にロゴがついている、ついていないの違い、提灯の飾り方の違いはありますが、ほぼ同じですね。

 大江戸温泉物語より使用の授権を受けているといっている上海雲湯沐浴管理有限公司の株主であるレストランの豊収日が上海大江戸温泉物語の入り口の横にありました。

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 さて、入場したところ結構な行列でした。

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 そしてこんな看板が。入場規制をしているので、お手洗いは隣にある豊収日を使ってくださいというものです。

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 中国のこのような施設で入場規制が行われるとは、ひょっとして中はこんな様子なのではないかと想像してしまいました。

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 が、いざ入り口を潜り抜けるとこんな程度でした。楽勝やんけ!

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 結局浴場スペースも休憩スペースも不愉快になるような人数では全くなく、まずまず快適に過ごすことができました。この程度の混雑具合であればお台場の大江戸温泉物語のほうがもっと混雑していましたよ。入場制限するほど混んでいるとは思えなかったのですが、靴箱がもう足りなくなってたようなので、制限せざるを得なかったのでしょう。

 浴場スペースはさすがに撮影がはばかられますので、撮影していないのですが(でも携帯電話を持ち込んでいた人を二人ほど見かけました)、浴場スペースの利用に関する注意点に関する表示がありました。

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 実は浴場スペースにタオルを持って入ったところ、「持って入るのはダメ」と注意されてしまいました。確かにこの写真のように「バスタオルは浴場内に持ち込まないで下さい」とありますが、持って入ったのは単なるタオルでバスタオルじゃなかったのになあ。

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 そしてこれ。「浴場で使用したタオルはよく絞ってから脱衣所にお持ちください」って。持ち込んでかまへんのや!でも確かにタオルを持ち込んでいる人はほとんどいなかったなあ。

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 そして、この看板で最も気になってのがこれ。上海お大場?お台場の間違いかと思われ。というか、こんなキャラクターは日本にはいないような気が。。。

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 ちなみにサウナなのですが、残念なレベル。浴場内のサウナの温度はおそらく45度くらいでしょうか。これじゃあ水風呂に入るほど体が温まらんわと思っていたら、水風呂はなかったです。中国人は水風呂は苦手なのかな?まあ、それでも全体的にはまずまずでしたよ。人もそんなにごみごみしていなかったですし。

 さて、風呂上がりの休憩スペースを見ていきましょう。ちなみにお台場の大江戸温泉物語の休憩スペースの様子はこちら。

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 日本だとお祭りを再現しているような雰囲気を出しています。みんな浴衣を着ています。そして上海はこちらになります。上海は浴衣じゃなくて上下のセパレートタイプです。

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 テレビを見ながら休憩できるスペースもあります。

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 キッズスペースがありました。

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 悪くはないのですが、お祭りの雰囲気はなく、飲食店舗も少なかったのが残念。

 着替え終わって帰るときにもうちょっとうろうろしていたところ、くまもん登場!オフィシャルショップなのでしょうか。

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 全体的な満足度はまずまずなのですが、やはり既に上海に進出している極楽湯(ホンモノ)と比較してしまいます。

 まず料金ですが、極楽湯128元(約2160円)に対して、上海大江戸温泉物語は168元(約2830円、この日はオープンキャンペーン価格で138元)。どちらも決して安くないのですが、コストで比較するのであれば迷わず極楽湯を選びます。

 次に立地ですが、大江戸温泉物語はちょっと遠いかなあ。これはどこに住んでいるのかによるのですが、それでもやっぱり極楽湯のほうが地理的に優位かと思います。

 中での過ごしやすさですが、やはりオリジナルによるオペレーションが優れているのでしょう、極楽湯のほうが大江戸温泉物語よりも快適です。フードスペースも極楽湯のほうが全然充実していました。コストでなくコスパで比較して極楽湯の勝ちかな。

 日本側は提携関係にすらないといっている上海大江戸温泉物語、来場客はそこそこ満足しているように見えました。興味のある方は一回くらい言ってみてもいいのでは?果たしていつまでこの名前で営業し続けるのかわかりませんしね。

続きはこちら→(続報3)大江戸温泉物語が上海にやって来た?

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