2019年にオープンした中国ショッピングモール一覧
中国の景気が落ち込んでいるという報道をよく目にします。確かにその傾向はあるのですが、こと消費マーケットにおいては元気な様子が見られます。国家統計局によると、2019年1-11月までの社会消費品小売総額は37兆2872億元で、前年比プラス8.0%、国家信息中心予測部なる期間が発表した数値によると、2020年の社会消費品小売総額は約8.0%プラスになるとのこと。
2019年において新たに開業した各種商業プロジェクト(単体商業建築面積2万㎡以上で、専門市場、ホテルおよびオフィス、一部の改造プロジェクトは含まず)は521もあり、あらたに4385.59万㎡、1施設平均が約8.42万㎡の商業プロジェクトが生まれました。それでは、ここ何年間の新規商業プロジェクトの完成数量を見ていきましょう。

521という数はすごいのですが、いちおう微減なんですね。いったいどこにできたのか見ていきましょう。

なんと上海で51もできています。一体どこにできたのでしょうか。きっと普段あまり行くことのない郊外のような気もしますが、私が知らないだけかもしれません。しかし全体を見渡してみますと、西北のようなエリアにもできていますねえ。都市ランク別にみていきましょう。

なんと一線都市が一番比率が少なく、三線以下が多いという結果が。一線都市はもう出尽くしていると考えるべきなのでしょう。では、どんな名前の商業施設が作られているのか見ていきましょう。

なんかいろいろ言われてましたが、万達が一番多いですねえ。次に月別を見ていきましょう。

9月は国慶節休暇に向けてのためか多いです。12月1月はクリスマスや春節に向けての要素もあるでしょうが、12月に関して言うと年内に何としても仕上げるぞというノルマ達成的な要素があるのかもしれません。
では、マニアのみなさん、2019年の全国商業プロジェクト一覧をご覧ください!






