2020-08-18

中国商業施設営業額ランキング【4施設が100億元超え】

 ネットサーフィンしていると中国の商業施設営業額のランキングが目に留まりましたので、今日はこちらをご紹介します。今出ている数字なので2019年の数字だと思います。

 ランキング表を見れば一目瞭然なのですが、今まで頭の中にあった数字と比べるとかなり大きくなっている印象です。今回第4位の杭州大厦ってちょっと前まで65億元くらいのイメージだったのが100億元越えしてます。100億元越えは北京SKPだけだと思っていたのが今回のランキング表では4つに増加してます。

 この数字だけ見てもよくわからないと思いますので、日本の百貨店、ショッピングセンターの数字と比べてみましょう。2019年発表のものなので2018年度の数字になります。

 日本はショッピングモールよりも百貨店のほうが強いですね。毎年のように第1位の伊勢丹新宿本店の2888億円、人民元ベースだとざっと200億元近くですね。ものすごい数字です。北京SKPが阪急うめだ本店とほぼ同じくらいでしょうか。

 さて、また中国のランキングに戻りますが、それぞれの土地に大型商業施設がいくつあるかによってその施設のランキングも影響を受けると思いますが、所在している都市を見るだけでどこの都市がにぎわっているかがわかりますね。都市名を見ますと、有名どころが勿論多いのですが、14位に丹尼斯大衛城を抱える鄭州に意外感あり。意外に思ってしまって、鄭州ごめんね。少林寺しかイメージわかないの。

 2017年の数字を以前アップしたことがありますが、そちらと見比べるとどれだけ増減しているかがわかります。2017年の表は上位69施設なので、数が同じではないのですが、2017年にランク入りしていた施設でも2019年の上位35施設から漏れてしまっているところもいくつかあります。この二つを見比べて時代の移り変わりを感じてみましょう!

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