2021-04-25

寧波旅日記〜中国初出店、阪急百貨店に行ってきた!

阪急百貨店がついに寧波にオープンしました。4月16日にオープンしたてのほやほやです。当初計画では2018年秋にオープンだったのが、許認可やら地下鉄工事やらコロナやらで約2年半遅れてのオープンとなった次第です。視察レポートのようなものではないので、細かなデータとかも何もない単なる旅日記として読んでください。

上海から新幹線に乗ること約2時間で寧波駅に到着。そこから地下鉄で約30分弱です。見えた!阪急の看板!

中に入るといつもと違う感覚。上海だと百貨店もあるのですが、ショッピングモールのほうが行く機会が多く、この百貨店の店内の感覚を味わうというのが久しぶりなのです。

しかし、百貨店とはいえ今まで体験してきた百貨店と違うのは、とにかく面積が広いということです。

それもそのはず、寧波阪急の営業面積はなんと11.6万㎡、以前台南三越(台南新天地)がめちゃくちゃ広いと感じたことがあるのですが、そこが約8万㎡、そこよりも広い、そりゃ広いわ。ちなみに面積を比較したところこんな感じ。

しかし、広ければいいというものではないとお思うのです。上海にある環球港、30万㎡以上だったと思うのですが、広すぎて自分の見たいところ、欲しい物があるところを探すのが大変だったのを覚えてます。そういう意味では寧波阪急は大きく広いのですが、広すぎるが故の弊害をあまり感じさせない範囲内での広さとだと感じました。

地下鉄駅直結なので、そのまま百貨店地下フロアへ。まずはお昼を食べようかと。日系飲食店たくさんあります。上海にもあるがんこ寿司(遠いので行ったことがない)。いつか行ってみよう。

今日はお好み焼きにしよう。中国初出店のお好み焼きの千房がありました。昔は、中国人はソースがダメなんですよねえ、というような話を聞いたことがありますが、だからこその鉄板焼きアピールなのでしょうか。あえて「日式鉄板焼」とおしぼり袋に印字してあります。

お好み焼きは品質を保証するために毎日2種類しか販売しないということで、豚玉は注文できず、千房焼きというのを注文した。お味のほうはちょっと残念でしたね。お好み焼きって普通焼き立てが来るイメージなのですが、全く熱々感がなく、すでにできていたものを温めて出しきたような感じでした。ぬるかったです。毎日2種類しか販売しないというのは、すでに焼いてあるものを温めるからと思ったのですが、調理場を見るとちゃんと焼いてありました。そこはちょっと不思議だったかな。

おなかも膨らませてからもうちょっとだけ同じフロアをうろうろしたところ、小樽の洋菓子ルタオを見つけました。結構並んでましたよ。並ぶ耐性がないのでここはみるだけ。

そして和菓子エリアがこれまた並んでる。ものすごくそそれらるのですが、並ぶ耐性がないのでここもパス。しかし寧波で和菓子ですよ。時代も様変わりです。上海の和菓子屋さんも大人気と聞いております。

フロアを上がっていくと自動販売機に人がたくさんは並んでいる。

箱の中はスキンケア商品。Wechatでスキャンして個人情報を入れるとギフトがもらえるしかけになってました。これは上海でも見かけたことのある光景です。

さて、百貨店といえばラグジュアリーブランド。ルイヴィトンに入店するのに人が並んでました。店内を見る限りこんでいるというわけでもないので、ゆったりと買い物を楽しんでもらえるために人数を絞っているということが理由としてあると思います。ハンガーマーケティングのようなものかと。

もうちょっと上に上がるとイベントスペースっぽいところが。ワンピースのキャラクターが並んでました。しばらく行ってないので実は知らないのですが、この上の赤い骨組みが梅田阪急っぽいそうです。

さらに上がっていくとフードコートが。ここもかなり賑わってました。

こういう百貨店を最近体感することがなかったので、擬似日本体験をしたような気分です。上海から新幹線で片道2時間ちょっと、近くはないですが、日帰りできなくもない距離です。寧波付近に居住されてる方で、擬似日本体験したい人にはおすすめです!

それでは、寧波の老外灘というエリア見かけたワンちゃんにお別れのご挨拶をしてもらいましょう!みなさんご機嫌よう、さようなら!

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