2021-07-19

昭和感漂う日本料理店 in 中国

面白そうな日本料理屋があると聞いたので、行ってきました!

名前は「浅草六丁目」。上海の五角場の「合生汇」というショッピンモールにあります。

ちなみに日本の浅草六丁目はここです。存在しておりました。

週末の18時くらいに行ったので、ショッピングモール内の飲食エリアはかなりの混み具合。4階にこちらのお店がありました!お店の入り口を入ったところ、広がる世界はこちらです!

懐かしの日本!蟹道楽もグリコの看板もたこ焼きもうどんすきもあります!ミニ大阪の戎橋をイメージしてるのでしょうか?感動です!

中に入っていくと、こんなところもありました!

無料案内所。新宿をイメージして作ったのかと思ったのですが、「渋谷」と書いてました。こちらの無料案内所は個室になっており、若い男女が二人で食事をしておりました。個室内には次のようにたくさんのビラが貼っておりました。ビラの内容はアイドルのグラビアレベルでした。さすがにリアルなビラは難しいですね!

小さな昭和の日本の世界が他にも広がっています。ドラマのセットってこういう感じなのでしょうか?

かなり凝ってます!古い映画のポスターや広告など。そしてテレビでは日本のテレビのバライティーが流れてました。

結構広い店内。奥にこのような門構えがありました。

このようなエンターテイメント性の高い日本料理屋はきっと料理はそこまで凝ってないのだろうなって思って味には期待してなかったのですが、値段はリーズナブル、味もわりと美味しかったです。料理の写真は撮ってなかったので、お店の評価サイトで写真を見つけてきました。

調べたところこのお店、ここを含めて5店舗あり、会社としての設立日は2020年5月19日、まさにコロナ真っただ中。コロナ前から準備していたのでしょうか。たかだか1年くらいで5店舗とはなかなか勢いがあります。グループでいくつも飲食企業がありますので、この店舗以外にもいろいろと展開しているようです。

しかし最近感じるのはとにかく日本料理屋が増えていること。このモールにもここだけではなくいくつも日本料理屋があり、しかも結構並んでいたりします。旅行に行けない分こういうところで異国情緒を味わおうとすることも来店の要因でしょうか。看板を見る限り商標とかの問題がありそうで、使用許可をもらっているとも思えなさそうなのが気になるところではありますね。

日本では飲食店がかなりダメージを受けており、いつ頃復活できそうか時期が不透明です。こういう時こそ海外だ!と考えているところもあるようですが、なにせ国際間移動が難しいのが現実。手ぐすね引いて待つしかないのは悔しいでしょうねえ。

関連記事