2021-10-22

2021年上半期中国小売り上場企業ランキング~百貨店編

トップ10を見ると、豫園股份(227.24億元)、百聯股份(184.08億元)、重慶百貨(117.83億元)、金鷹商貿(93.86億元)、居然之家(66.04億元)、百盛集団(62.54億元)、天虹股份(61.95億元)、茂業国際(58.49億元)、王府井(46.88億元)、大商股份(43.76億元)となってます。

100億元を超えたのはトップ3まで。そして利益を落としたのは重慶百貨と茂業国際だけとなってます。

売上高の伸びが最も大きかったのは漢商集団でなんと723.75%、逆に落ち込みが最も大きかったのが歳宝百貨で▲61.43%となってます。

利益を最も稼いだのは豫園股份の14.09億、次点が居然之家(11.22億元)、そして金鷹商貿(8.88億元)と続きます。 

この表では50位までありますが、この中で前年比売上が伸びたのは43社、この内売上が30%以上伸びたのは12社あります。ただし、これも2020年と比べた数字であり、2019年と比べるとこの50社のうちの比較可能な49社で見た場合、売上は32.8%のマイナスとなっており、回復への道のりはまだ遠いと言えるでしょう。

利益面を見ていきますと、2020年対比プラスとなったのが40社、このうち30%以上伸ばしたのが37社、100%以上伸ばしたのが23社あります。ただし、2019年と比べるとやはり17.9%のマイナスとなっています。

今回は以上です。次回はスーパーを見ていきます。

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