2021-08-03

2021年CBMEのベビー業界の 顧客アンケート結果資料

先週アップしたキッズベビー系世界最大級の展示会「CBME」に行ってきた!の展示会場にて、顧客アンケート結果の資料がありました。今回はこの中から一部抜粋してご紹介します。

まずはアンケート対象者の情報です。

年齢としては36歳以上、31歳から36歳、26歳から31歳、26歳以下で区切られてます。

近年、一人っ子政策もなくなり、二人目も考える人も増えてきてますね。

満遍なくさまざまな都市でアンケートされてます。こちらの都市についての説明はこちらをご覧ください。おいらの街は何線都市?

こちらの心配については日本も変わらないですね。子供との時間をもっと欲しいと思う親が多いです。そして何も心配してないという方も!楽観的な方が多いのか、それとも本当に心配がないのか?!羨ましい!

次にコロナ時期のベビー用品とマザーケア商品についての消費の変化のアンケートです。

70.4%の方が、コロナ前とコロナ時とで消費内容が変わっているようです。内容的には日本もほぼ同じではないでしょうか。 日用品に関しては、粉ミルクも紙おむつもコロナ関係なく必要だと思うのですが、いつもより多めに購入したということだと思 われます。2020年の前半は服飾や化粧品などの買い控えがありましたので、後半から消費が盛り上がっております。 アフターコロナ(果たしていつになることやら)の海外での消費も期待できそうです。

上グラフはベビー用品、マザーケア用品の購入する時の決め手についてです。最近は偽物に対する意識はかなり変わり、高くても本物がいいという方が増えています。数年前まで当たり前のようにタオバオでも購入ブランドの偽物が販売されておりましたが、最近ではだいぶなくなってきました。そして大切なのはレビュー内容。わたしも購入する時は必ずレビューを確認します。そして思ったより少ないと思ったのが、有名人の推薦。日本の化粧品などを宣伝する時にKOLという方にお願いするというのをよく聞くのですが、ベビー、マザーケア用品などはその辺りはあんまり影響力がないのかもしれません。

国内ブランドと海外ブランドとの比較ですが、対象商品によって変わってくるのでしょうがが、最近は中国国内ブランドの信用が中国国内でかなり上がってきております。いろんな分野で良い商品がそれなりの金額で販売されるようになってきております。「国内ブランドだから安くて品質が劣る・海外ブランドだから高いが品質は良い」という旧来の概念が崩れてきつつあるといえるでしょう。

日本でも昔からあったテレビショッピング的なライブショッピング。こちらの影響力は高いように思います。魅力的な方が商品の魅力を素晴らしいプレゼンで紹介されてるとついつい購入してしまうものですね。今後の商品販売においてかなり大切なコンテンツといっても過言ではなさそうです。

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