2019-03-27

無錫でバーチャル着せ替え体験

 この間の日曜日に無錫マラソン(ハーフ)に参加。普段マラソン用のトレーニングは何もしてないせいか、走り始めて数キロくらいで膝の様子が怪しくなり、13キロ当たりで完全にパンク。それでも何とか完走という結果だけは残しました。さすがのタイガーも疲労困憊でした。

 さて、マラソン終了後は膝ががくがくだったのですが、せっかくわざわざ無錫までやってきたのでちょっと街歩き。多分10年以上ぶりくらいになりますが、中国という国では当然ともいうべくかなりの発展ぶりです。ただ残念なのは列に割る混む人も多く、交通マナーもなっていなくて交差点はすぐ団子状態になったりと、このあたりオールドチャイナを垣間見ました。無錫のこの景色を見ると、ついこないだまでこんな状態だった上海ではかなり状況が改善されてきており、今では信号を渡っていると車が止まって人を優先させる景色まで見られるようになってきています。4-5年前当たりでは想像できなかった光景が現実となってきています。

 さて、今まで何度か、また近いうちにもあるのですが、日本から時々視察団がやってきて、その方々に中国の状況についてお話させていただくことがあります。今だとリテール関係のニーズが多く、キャッシュレス決済の現場が見たい、無人コンビニが見たいというのが良くあるニーズです。キャッシュレスの現場はいくらでもお見せできるのですが、無人コンビニといわれてもまだまだそんなにたくさんあるわけでもなく、また着せ替え体験ができてそのまま購入できるようなお店が見たいというリクエストもあり、そんな店は知らないけどどうしようと思ったりしていました。ところが、無錫の蘇寧プラザという商業施設ににバーチャル着替え体験がありました!せっかくなので大きめの写真で見ていただきましょう!

この年になって絶対にこんな格好しないわ!そのほかにも試してみました。

 エンタメ感あってなかなか楽しめます。人の高さくらい位の電光掲示板のようなものがあり、それを操作するのですが、最初に顔写真を撮影し、そのあとにいろんなフロアにある商品が画面に紹介されてい、それをクリックすると上の写真のような感じで反映されます。画面上の操作で買い物かごに入れることができるので、そのまま購入することもできるということになります。実際に購入しなかったので、店舗まで取りに行くのか、家まで届けてもらうのかわかりませが、その建物内にある店舗の商品なのできっと店舗にまで取りに行くのでしょう。なかなか楽しめましたが、実際にこれを試して購入しようと思う人が果たしてどれだけいるか、そういうデータが知りたいですね。

 多分仕組み的にはそんなに難しくなさそうなので、これがきっかけで売れ行きが上がるようであれば意外と普及するようになるかもしれないですね。

関連記事